以前から「経済がやばい」「デフォルト(債務不履行)待ったなし!」と言われていた韓国さんですが、明日3/18に「ドル資金不足の対応策」を発表するんだそうです。
いよいよですね!
韓国さん、ドル資金不足の対応策を18日発表!! か?
[ソウル 17日 ロイター] - 韓国政府は18日、国内市場におけるドル資金不足を和らげるための措置を発表する見通し。
韓国さんが、「ドル資金不足の対応策を18日発表する」と言っています。
言っています!って何だそりゃ。
今回(3回目)の韓国ウォン安
韓国の通貨ウォンの下落懸念が後退している。米韓金利差拡大を手掛かりに2018年10月に1ドル=1147ウォンまでウォン安が進んだが、11月末の韓国の利上げもあって、その後はじわじわと上昇。直近は1ドル=1130ウォン前後で推移する。
韓国ウォン安は通算3回目となるのですが、今回のウォン安のトリガは2018/10の米韓金利差拡大からだったようです。
ウォン安を防衛するために、韓国は外貨準備などを切り崩してウォン買いオペを実施。
その原資には、イランから輸入した石油代(ドル建て)の支払い予定だったものも含まれていたようです。
2018/12/02 韓国が原油の物々交換を合意
2018/12/20 韓国が韓国沖で原油代の物々交換を合意
話がそれますが、イランに原油代を支払えなくなった韓国は、物々交換とすることで合意。
交換物資がいわゆる「軍事転用可能物資3品目」であり、それが発覚したため日本は輸出管理を厳格化。結果、韓国は物々交換も不可能となり、イランへの現湯代支払いを踏み倒した状態となり、イラン側を激怒させています。
前回の通貨危機は、日韓通貨スワップのおかげで乗り切れたが・・・
各国の中央銀行(日本の場合、日本銀行)が互いに協定を結ぶ「通貨スワップ協定」というものもありますが、これは自国の通貨危機が起きた際、自国通貨の預け入れと引き換えに、協定を結んだ相手国の通貨をあらかじめ定めたレートで融通してもらえる協定です。単に「スワップ協定」とか、「通貨交換協定」とも呼ばれます。
まず「通貨スワップ協定」ですが、三井住友銀行のホームページからまるまる借用させていただくと「自国の通貨危機が起きた際、自国通貨の預け入れと引き換えに、協定を結んだ相手国の通貨をあらかじめ定めたレートで融通してもらえる協定」です。
韓国は通貨安の防衛として、外貨準備(ドル)を切り崩してウォン買いを行っていますが、いよいよその外貨準備が底を尽きそうです。
ここで前回の通貨危機の場合だと、日本と通貨スワップ協定を結んでいましたので、無理やり二束三文の韓国ウォンと基軸通貨の日本円を、あらかじめ決められたレート・量で交換してもらえたわけです。
それで、ウォン防衛を続けることができる・・・
しかし、今回はそうはいきません。
慰安婦像の設置に外務次官が抗議 事実上の合意破棄に通貨スワップ協定に慎重論も
前回の通貨危機以降、韓国は慰安婦おばはんフィギュア問題で日韓合意をあからさまに踏みにじり、しかも通貨スワップ再締結交渉で日本側を激怒させ続けた結果、協定が継続されない状態に陥っています。
韓国は日本とのスワップ協定が効力をなくしており、米英欧ともスワップ協定を結んでおりませんので、既に基軸通貨の信用に頼ることができない状態になっています。
他のいくつかの国とは、お慰み程度のスワップ協定は結んでいますが、焼け石に水程度です。
唯一中国とも中韓通貨スワップ協定を締結しており、その協定は問題なく延長された・・・と韓国側が発表しているのですが、中国側は特に発表していない状態です。
果たしてどうなるのか・・・って遅かれ早かれデフォルトになるんでしょうけれども、まずは明日どんな発表があるのか楽しみです。