新型コロナウィルスの発生状況ですが、発生源となった中国・武漢はともかく、他の国では爆発的に流行している国と、比較的抑えこめている国があります。
その理由がなんとなくは見えているんですが、一旦整理してみます。
- 日本やシンガポールは抑え込めている・・・WHO
- 違いを生む理由
- イタリア:慢性的な財政難で医療施設を削減していた
- イラン:中国の影響が強い上、モスクという閉鎖空間で礼拝
- 韓国:政府の無策に怪しい新興宗教、衛生概念の問題
- まとめ
日本やシンガポールは抑え込めている・・・WHO
先日WHOからコメントが出ていた通り、今回の新型コロナウィルスは北半球を中心とした世界全体に広がっているものの、早期に感染者が発生した日本や華僑が多いシンガポールは「抑え込めている」状態です。
その一方で、韓国でまず爆発的に流行。そのうちイタリアで爆発的な流行が発生し、韓国を抜きました。一方で、イランの死亡者数も多い。
この差はどこからくるのか・・・?
違いを生む理由
新型コロナウィルスの流行度合いが国によって異なる理由として、いくつか仮設が出ています。
- 医療現場が崩壊している
- 観光地・名所が多く、観光客とくに中国人が多く来る
- 衛生概念の違い(経口感染するリスクが高い)
- ウィルスの型の違い(感染力の強いタイプと弱いタイプがある)
- etc
うち3のウィルスの型ですが、これは仮設未満で実際に違いがあるかどうかも分からず、違いがあったとしてもどの国がどちらの型なのか分からないので除外しときます。
イタリア:慢性的な財政難で医療施設を削減していた
イタリアで感染拡大が進んだ理由の1つに、医療スタッフの不足がある。フランスのレゼコー紙によると、イタリアでは財政赤字の削減のため、過去5年の間に約760の医療機関が閉鎖していて、医師5万6000人、看護師5万人が不足しているという。
イタリアはEUの中でも財政が厳しい国家なのですが、その関係で医療機関を閉鎖しまくっていました。
このため医療スタッフを含めた医療施設が不足し、医療現場が崩壊していました。
また、ローマ、ベネチア、その他世界的な遺産が数多く残されており、観光客が多く入国していました。
こっから下3/12追記
加えて、EUの中でも特に高齢化が進んでおり重篤化のリスクが高かったこと、一年前に中国の一帯一路政策に参加していたため、中国人の往来が多くなっていたという条件も重なっています。
その他だと「抱き合ってぶちゅうううする文化」で要するにリアル濃厚接触が関係してるんじゃないかって話もあるんですが、他にもそんな文化の国はあるのでどの程度影響があるのかはちょっと疑問。
ちなみに感染者数はイタリア>>イラン>韓国>>>(越えられない壁)>>>>>>スペイン>おフランス>ドイツ>米国・・・の順なので、ラテン系に多い傾向はあるかも知れない。
とはいえ参考にした資料(読売3/12)にはギリシャがなかったり、南米のラテン文化圏もさほど感染者が出ていないのも特徴かも。ギリシャを除く欧州のラテン文化圏に多い感じですね。
イラン:中国の影響が強い上、モスクという閉鎖空間で礼拝
モスクでの礼拝がコロナウィルスの急激な感染拡大を助長しているわけです。
イランにはメソポタミア文明やペルシャ帝国時代の遺跡など観光名所が数多くあります。そのため海外から人がたくさん集まってきます。
中国とイランは外交上のつながりが非常に深いです。
イランもイタリアと同様歴史的な遺産が数多く残されており、観光客が多く訪れる国です。
また今回の発生源の中国とは経済・安保で密接な関係があり、観光客の問題もあり中国人の入国を拒否しにくい状態でした。
更に礼拝をモスクという閉鎖空間で行うため、ウィルスが侵入しやすい上に感染しやすいという状況だったようです。
韓国:政府の無策に怪しい新興宗教、衛生概念の問題
韓国については以前書きましたが、韓国政府の初動対応が遅かったというより余裕ぶっこいていて、そうこうしているうちにやばい新興宗教で集団感染が発生したため全員検査せざるを得ない状況となり、医療現場を崩壊させています。
まとめ
まとめると、こんな感じですかね・・・
イタリア
- 観光地が多くて中国人がいっぱい
- 財政難で医療機関封鎖しまくって崩壊
- 政府がアホ
イラン
- 観光地が多くて中国人がいっぱい
- 中国と国防経済の結びつきが強すぎて中国人を拒否できない
- モスクという閉鎖空間で感染拡大
- 政府がアホ
韓国
- 日中があわててる間に余裕ぶっこいてた
- スパイ宗教で感染拡大して手あたり次第に検査したら医療現場崩壊
- 口をつけた食器で食事をシェアする文化
- 政府がアホ