今日、中国が「1中全会」を開きました。
今後当面、北朝鮮情勢に注意したほうが良いと思います。
中国共産党、「第19期中央委員会第1回全体会議(1中全会)」実施
中国共産党は25日、第19期中央委員会第1回全体会議(1中全会)を開いた。
今回の1中全会では、習近平体制2期目の指導者が決まりました。
習近平氏が後継者を置かなかった事、また指導者層の刷新により、独裁体制の強化が噂されています。
北朝鮮情勢を注視しなければならない理由
1中全会は、安倍晋三首相の衆院解散戦略にも絡んだ可能性があります。
北朝鮮が1中全会以前に何らかの行動を起こした場合、習近平氏の求心力が問われる事態になりかねません。
米国を挑発しようという時に中国との関係を冷却化させてしまうと、両面作戦を取らざるを得ないことになります。そんなヘマは(普通は)しないので、米国に「北朝鮮は単なる交渉材料として行動を起こしている」という事がバレます。交渉が不利になります。
従って恐らくは1中全会前に北朝鮮が軍事行動を起こすことはまず無い、たぶんそんな推論で解散戦略が練られたんじゃないかと思います。
これは逆に「1中全会が終われば、北朝鮮が行動を起こす可能性が高まる」という事でもあります。
従って、今後は北朝鮮による軍事的挑発に注意する必要が出てきます。