Stable Diffusion 2.1 Demo が優秀すぎて、それっぽい微妙な線を攻めた画像を作ってくれました。
中ロ首脳 軍事協力を強化する考え
2022/12/31未明ごろ、「中ロ首脳 軍事協力を強化する考え」「中ロ首脳、軍事協力を強化 プーチン氏、習氏訪問に期待」という見出しの記事が出回りました。
現時点ではまだ検索すると引っ掛かりますが、Google のクロールが進むと修正されてしまうのではないかと思います。今のうちに、スクショを貼り付けておきます。
これらの記事ですが、リンクを開いた先の記事のタイトルが微妙に異なります。
中国との軍事協力強化を表明 プーチン氏、習氏訪問に期待
ロシアのプーチン大統領は30日に中国の習近平国家主席とオンライン形式で会談、ウクライナ侵攻などを巡る欧米の圧力に対抗し両国間で軍事協力を強化していく考えを示した。
なぜ実際の記事タイトルと検索エンジンのインデックスが異なっているのかというと、おそらく記事配信元の共同通信社がコッソリとタイトルを差し替えたからではないかと思います。
もともと12/31未明の時点では、「中ロ首脳 軍事協力を強化する考え」という記事が出回っていました。しかし、いまロシアと軍事協力を強化するとなると、中国はウクライナ侵略に加担することになってしまいまい、新型コロナの封じ込め失敗で混乱する中国経済が西側からの制裁の嵐にさらされることになります。
中国側が、こんな話に軽々しく乗るはずはない・・・と思い記事を読むと、ここに引用で示した通り、軍事協力に乗り気なのはプーチン氏のみ。習近平氏は当たり障りのない返答をおこなっていました。
そのため「記事内容とタイトルが異なっている」として話題となっていたのですが、その最中にこっそりとタイトルを修正したようです。
それでは中国はウクライナ侵略に加担しないのか?
ここから先は蛇足ですが、中国も痛し痒しな状態ではあります。ウクライナ侵略に加担すれば西側からの経済制裁で国が崩壊しますが、台湾侵略の際にロシアに日米を牽制してもらうためにも、何らかの協力姿勢は見せておきたいところ。
ロシア軍や兵器の質がハリボテであることが白日の下に晒された以上、軍事協力ということはやらないと思います。リスクが高いというか、下手するとロシアが勝手にこけ、なぜかロシアのために中国が単独で西側諸国と戦うという間抜けな事態に陥りかねませんので・・・