本家いなてい

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楽天ゴールドカード改悪(楽天市場での還元率が5%(+4%)→3%(+1%)に)

「クレジットカードを持った手」の写真

 

年会費が¥2,000ちょいでありながら楽天市場での還元率が5%(1%+4%)と高く、年会費のもとを取って余りある高還元率カードとして君臨していた「楽天ゴールドカード」。

 

本日1/14、突如「2021/4/1以降、楽天市場での楽天ゴールドカードの還元率を3%(1%+2%)とする」旨の通達が入ってきました。

 

 

 

顧客満足度No.1の楽天カードの中でも、主力中の主力だった楽天ゴールドカード

 

www.inatei.com

 

クレジットカードを作る際、たいていの人は年会費無料かつ還元率1%程度のカードを1枚は作り、これを日常の決済で使っているかと思います。

 

特にマイル等を集めたい等の理由がある場合は、そちらを使うと思いますが・・・。

 

さて。その年会費無料かつ還元率1%のクレジットカードとして「楽天カード」があります。

 

楽天カードの場合「年会費¥2,000かかる楽天ゴールドカードで楽天市場を利用した場合、ポイント(還元率)が3%分追加される」ため、楽天市場を積極的に利用することで年会費をポイントの形で回収することが容易であり、こちらを使う方が多くいました。

 

 

 

2021/04/01以降、楽天市場での楽天ゴールドカードの還元率が1%に改悪

 

www.rakuten-card.co.jp

 

楽天ゴールドカード サービス改定のご案内

 

いつも楽天ゴールドカードをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、楽天ゴールドカードのサービスが2021年4月1日より変更となりますのでお知らせいたします。

2021年4月1日より、
楽天市場にて常時開催しております「スーパーポイントアッププログラム」(以下SPU)のポイント倍率変更にともない、楽天市場での楽天ゴールドカード(家族カードを含む)ご利用特典ポイント+2倍(期間限定ポイント)を終了いたします。

2021年3月31日まで
楽天ゴールドカードを利用して楽天市場でお買い物すると、ポイント+4倍

2021年4月1日以降
楽天ゴールドカードを利用して楽天市場でお買い物すると、ポイント+2倍

 

2021/01/14、楽天は楽天市場における「楽天ゴールドカード」の還元率を、従来の5%(1%+4%)から3%(1%+2%)に改悪する旨のアナウンスを行いました。

 

楽天市場での還元率が3%になってしまうとなると、年会費無料の楽天カードと還元率の上では変わらなくなってしまいます。

 

楽天ゴールドカードのほうは「国内空港のカードラウンジが使える」というメリットは残りますが、正直なところこれのために年会費を支払う意味は無いでしょう。

 

 

www.inatei.com

 

国内空港のカードラウンジを利用できるようにしておきたいのであれば、エポス修行でエポスゴールドカードを入手することをおすすめします。

 

こちらは、修行すれば年会費無料ですし。

 

 

 

楽天カードの切り替えについて

 

さて楽天ゴールドカードが事実上「メリットがなく年会費だけかかるカード」になってしまうとなると、今後の取り扱いについて4パターンのいずれかを考えなければなりません。

 

楽天カードのホームページ内「お知らせ」から、以下を選択することができるようになっています(4は特にないけど)。

 

  1. 解約(年会費返金)する
  2. 楽天プレミアムカードに切り替える
  3. 楽天クラシックカード(ノーマルカード)に切り替える
  4. 楽天ゴールドカードを継続利用する

 

 

解約(年会費返金)する

 

今後も楽天市場で買い物を行うのであれば、とりあえず楽天カードがあれば還元率が3%(+2%)になります。

 

還元率3%以上のカードが使えるのであればそれを使えばいいのですが、現実問題としてそのような選択肢は無く、いずれかの楽天カードを利用することになると思います。

 

今後楽天市場を使わなくなるのであれば、解約するのもアリです。日常の利用で還元率1%のカードを使いたいのであれば、他にも Orico Card 等の選択肢がありますので。

 

 

楽天プレミアムカードに切り替える

 

楽天市場での還元率を従来通り5%としたいのであれば、楽天プレミアムカードに切り替えることになりますが・・・。

 

こちらは年会費が¥1万/年かかりますので、クラシックカード(無料)と比較し、元を取るのであれば楽天市場で¥50万/年’xポイント増分2%)使う必要があります。

 

その他海外出張や海外旅行が多い場合、プライオリティパスが利用できる等のメリットがありますが・・・。

 

そのような人であれば、他のクレカでプライオリティパスを発行しているか、あるいはすでに楽天プレミアムカードを利用しているでしょう。

 

楽天ゴールドカードからの乗り換えの選択肢としては、限りなく0に近いかなと思います。

 


楽天クラシックカード(ノーマルカード)に切り替える

 

今後も楽天市場で購入する場合、年会費無料のクラシックカードに切り替えるのが現実的かなと思います。

 

先に述べた通り、これを期に楽天市場を利用しないということであれば、解約という選択肢もあります。

 


楽天ゴールドカードを継続利用する

 

さて、切り替え手続きをせず放置した場合、4/1以降も楽天ゴールドカードを継続利用することになります。

 

しかし還元率が完全にクラシックカードと同一になる上、年会費がかかり、他に対したメリットがないカードを継続して利用する意味はほとんど無いでしょう。

 

 

 

終わりに

 

今回の改悪は、おそらくは肥大化するSPUポイントを抑える一環として行うのかと思います。

 

新型コロナウィルスによる在宅需要の高まりがあるので、楽天市場などは売上が上がっていそうな気はしますが・・・(調べてない)

 

或いは、現在のゴールドカードが2種類存在(いわゆる格安ゴールドに相当するゴールドカードと、他社のゴールドに相当するプレミアムカード)していたので、ユーザを他カードに移行させ、現行のゴールドカードを廃止する意図があるのかも知れません。

 

 

 

楽天経済圏への影響ですが、上に書いた通り、楽天ゴールドカードのメリットを事実上皆無にしたことにより、楽天ゴールドカードの年会費収入の激減のみならず、楽天市場の利用者自体も一定数減少するものと思います。

 

SPU負担の削減幅が、これらの損失を補ってあまりあるものとなるかどうか・・・というと結構懐疑的かなって感じもします。

 

ユーザーとしては、まずはクレジットカードの切り替え手続きをちゃんとやる。