本家いなてい

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中革連・立憲民主 小沢派造反

 

2月18日の首班指名選挙で、参院立憲民主党から造反者が5人出ました。

 

 

立憲民主党は衆院側で公明党と合流して中道改革連合という政党になっており、参院側に残る立憲民主党および公明党と協議し、投票先を中革連の小川淳也代表に統一することになっていました。

 

この造反をめぐる経緯は、党内の複雑な人事と野党再編の余波を象徴する出来事であり、2026年2月18日の特別国会本会議で顕在化したものです。


この日は高市早苗氏が第105代総理に再指名される中、立憲民主党、公明党、中道改革連合の3党は前日17日の党首会談で、小川淳也中道代表への投票で大筋合意していました。


しかし、参議院の1回目投票で立憲所属の5議員がこれに反し、水岡俊一立憲代表に投票したのです。

造反した5名は青木愛氏、木戸口英司氏、羽田次郎氏、森ゆうこ氏、横沢高徳氏で、いずれも参議院議員です。


彼らは衆院選で中道改革連合から出馬し落選した経歴を持ち、小沢一郎グループに属する共通点があります。


森ゆうこ氏は取材に対し、「立憲民主党の所属議員として理念が変わっていないことを示すため、水岡代表に投票した」と明言し、党の分裂や離党後の不満を反映した行動でした。


1回目投票で票が割れたため決戦投票に移行しましたが、この5名は決戦で小川氏に投票し、最終的に高市氏の当選を許す形となりました。

立憲民主党の野党再編は、衆院選後の混乱が基盤です。中道改革連合は衆院議員中心に野田佳彦氏ら旧立憲主流派が先行合流しましたが、参院議員は立憲と公明に残留という異例の形をとりました。


水岡俊一氏は1月23日の両院議員総会で新代表に選出され、党の存続を託されましたが、小沢グループの離党圧力や中道への不信がくすぶっていました。


3党会談での合意はこうした党内亀裂を無視したもので、造反は「参院立憲の独立意志」を示す抵抗でした。


小川氏は「何が起きても驚かないし、冷静に対応する」と述べ、影響を最小限に抑える姿勢を見せています。

 

この造反はわずか5票ながら、野党協力の脆さを露呈し、X(旧Twitter)などで「強い意志を感じる」「党分裂の予兆」と話題となりました。


高市政権の安定化を許す一方、立憲党内では執行部批判が高まり、水岡代表の求心力が試されます。


小沢グループの動向次第でさらなる離党や新党結成の可能性もあり、参院選に向けた野党再編が加速するきっかけとなりそうです。


全体として、立憲の「中道志向」と「理念派」の対立が、首班指名という象徴的な場で噴出した事例と言えます。