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何年か前から、クレカなどのポイントで投資ができるようになっています。
ここで言うポイント投資はポイントをポイントのまま運用するケースを想定しています。
証券口座で現金の代わりにポイントを使えるよ!という、そっちのほうは想定してません(そもそも商品を自分で選べるし)。
前提条件
今回は、楽天Rポイントと三井住友Vポイントの2つを調べています。
そしていきなりで申し訳ないのですが、情報の精度が違います。
三井住友のほうは公式ページを見て調べたのですが、楽天のほうは他の人のブログからの引用であり、一次資料にあたっていませんすみません。
その上で、この2つのポイントの運用には明確な差があります。
楽天Rポイント
楽天ポイントの運用には「アクティブコース」と「バランスコース」が存在し、運用する時にはどちらかを選ぶ形になっています。
これらのコースから投資される商品は2種類あります。
1.バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(全世界株式)
us.kabutan.jp
2.バンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンド(債券)
そしていづれのコースを選んだ場合でも、両方の商品に投資します。
じゃあ何が違うのか?というと、投資割合が違っていて、
- アクティブコースの場合、全世界株式7割、債権3割
- バランスコースの場合、全世界株式3割、債権7割
という形になります。
オルカンではありませんが、近いコンセプトのETF。そして安定志向の債権です。
同じ商品を買う比率が違うだけなので、どちらを選んでも極端に差が出るわけではなく、それなりの値動きの中で多少の利ざやを狙うか安定を取るかといった範囲の差になります。
Vポイント
Vポイントの運用はコース分けされており、「全世界コース」「米国テックコース」「日本株コース」の3種類があります。
結論から言ってしまうと、値動きの傾向は今のところ似通っており、どれかが突出してもまた似た感じに戻るような動きをしているようです。
そして3つのコースは、具体的な ETF 商品と直結しています。
この辺がRポイントとの違いになります。
1.全世界コース:iShares MSCI ACWI ETF(ACWI US)
(MSCI・ACWIインデックス(NDUEACWF)と同等の投資成果を目指す)
2.米国テックコース:Vanguard Info Tech ETF(VGT US)
(MSCI米国インベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス(M5US5ITI)に連動)
3.日本株コース:Next Funds TOPIX ETF(1306 JP)
(TOPIXに連動)
おわりに
「所詮ポイント投資」と思っていましたが、こうやって見てみると特色が出ています。
楽天ポイントは結局のところETFと債権を持つ割合の違いのみで安定が優先されており、片やVポイントは単純にETFと連動している、ということです。
ポイント投資ですが、それでも安全性を重視したいなら楽天Rポイントで運用、既に投資を行っており通常の投資信託と同様に管理したいならVポイントで運用するのがよさそうです。
03/15追記:税金はかかります
ポイントの運用益ですが、課税対象にならんのかな?と思って調べてみたところ、やはり運用益分については課税対象となるようです。
商品購入時のポイント付与自体は「値引き」とみなされ非課税ですが、運用益はざつ所得となり、年間20万円(相当)を超えた分が課税対象となります。
そして NISA 口座はありません。特定口座みたいなものもないので、対象者は確定申告必須ですね。
通常はポイント運用益が年間20万円を超えるなんてことは稀だと思いますが、超える可能性がある人は注意が必要になるということです。
楽天証券でNISAを使っている人は、楽天ポイントをすべて楽天証券での買付に使い、Vポイントは(SBI証券でNISAを使えないので)ポイント運用を行う。
SBI証券でNISAを使ってる人はその逆で、VポイントをすべてSBI証券の買付に使い、楽天ポイントはNISAが使えないのでこちらをポイント運用にするというのが正解だと思います。
※複数証券でNISAが使えるような結論を書いていたので、あせって直しました