「楽天がアマゾンに”敗北宣言”した」というニュースが、ビジネスジャーナルから出ていました。
えっ?!敗北宣言?楽天どうなっちゃうの?
- 2016年の「電子商取引」利用率で、アマゾンが楽天を逆転
- 楽天は「経済圏と還元率」にこだわる
- アマゾンは「プリペイドカードの残額処理」で使う
- Yahoo!ショッピングは、Tポイントの「期間固定ポイント」処理に
- 終わりに
2016年の「電子商取引」利用率で、アマゾンが楽天を逆転
これですが、「ジェトロ世界貿易投資報告」による「日本国内の電子商取引の企業シェア調査」の結果で、アマゾンがはじめて楽天を逆転したという内容です。
ちなみに2016年の調査結果で、アマゾンが20.2%、楽天が20.1%とのこと。
アマゾンがとっくに首位だと思っていたので、最近まで2位に甘んじていたというのはむしろ意外・・・。
しかしそれ以上の情報は特になく、これで「敗北宣言」と言っちゃうのはどうなんだろう?という内容でした。
楽天は「経済圏と還元率」にこだわる
個人的には、楽天の使用率がずば抜けて高いです。
結局、元々がポイント還元率1%。楽天ゴールドカードとSPUで+4%、楽天モバイルも使用しているので+1%、最低でも6%の還元率になりますので。
これに加えてモバイルアプリ利用の上乗せ、お買い物マラソンやスーパーDEALのタイミングでポイントが上乗せされるタイミングに合わせて購入、といった事をやってます。
還元率が10%を下回ることはまず無く、送料を考慮しても、還元率を含めた価格ではちょっとアマゾンも太刀打ちできないかな、という気がします。
楽天トラベルで還元率2%、ふるさと納税でも使えるので、楽天ゴールドカードの年会費・還元率の損益分岐点「¥20万」も簡単にクリアできるのが良い点です。
おっと、「5の倍数」の日のポイント還元も、忘れたらいけませんね。
アマゾンは「プリペイドカードの残額処理」で使う
Amazon の場合は、頑張っても還元率が2%程度です。たまったポイントは自動で使われてしまうので、感覚的にもポイントがたまる感じがしない・・・
ただアマゾンも、全く使わないという訳ではないんです。
クレジットカード加入時、「xか月以内にxx円使ったらポイントサービス」というキャンペーンはよくありますが、ここでとりあえずアマゾンのギフト券を買っちゃいます。これだと、簡単確実無駄なくポイントがゲットできちゃいます。
また「プリペイドカードのわずかな残額」の処理に困る事がありますが、これもギフト券を買うことできっちり使い切ることができます。
ただ物品を買うと楽天市場にかなわないので、おもに Kindle 本購入に使ってます。
Yahoo!ショッピングは、Tポイントの「期間固定ポイント」処理に
Yahoo!カードを作ったところ、何かにつけて「期間固定ポイント」が貰えます。
「期間固定ポイント」というのは文字通り使用期限が決められているポイントで、しかもYahoo!ショッピングでしか使えないという残念なポイントです。
但しYahoo!ショッピングでも楽天やAmazonと同等のものは購入できますので、とりあえず期間固定ポイントを消費する目的だけでYahoo!ショッピングを利用しています。
なお、不足分がある場合はクレジットカードで支払いましょう。通常のTポイントで払うべきではありません。通常のTポイントは貯めておいて、毎月20日のウエルシア祭りに備えましょう。Tポイントが1.5倍の価値になりますので。
終わりに
関係ないことをいろいろ書いた気がしますが、調査結果の古さや「敗北宣言」というバズワードの使い方など、ビジネスジャーナルの報道姿勢はどうなんだろうか?という疑問を持たずにはいられません。
ある意味炎上させて稼ぐということなのかも知れませんが・・・