本日11/9 15:31頃、また北朝鮮が弾道弾を発射しました。
平安南道粛川付近から日本海へ向けて250km飛翔
浜田靖一防衛相は9日、午後3時31分ごろに北朝鮮の西岸付近から1発の弾道ミサイルの発射があったと説明した。東方向に飛び、朝鮮半島東岸付近の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定した。防衛省で記者団に語った。
本日11/9 15:31頃、北朝鮮が半島西部から日本海に向け、短距離弾道弾を発射したとのことです。
飛距離は250kmとのこと。
韓国軍合同参謀本部は9日、北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射したと発表した。西部の平安南道粛川(スクチョン)周辺から撃った。
韓国軍の発表によると、発射場所は平安南道粛川で、日本海へ向けて東向きに発射したとのこと。韓国軍の発表はいまいち信頼性に欠けるのですが、当たらずとも遠からずとの認識にしたいと思います。
具体的にどのあたりに落ちたのか
短距離弾道弾を半島西部から発射したということなので、日本への影響はとりあえず無さそうなのですが、一応調べてみましょう。
Google Map を使って雑に距離を測ってみると、落下地点は北朝鮮沖あたりになりそうです。日本や韓国などには、影響は出ないようです。
ところが軌道を南南東に変えると話は違ってきて、弾道弾を平安南道粛川から250km飛ばすとちょうど韓国の首都ソウル特別市の中心部を攻撃できます。
もっともソウル市は北朝鮮側のDMZから通常兵器で余裕で飽和攻撃をかけられる位置にあるので、実際に攻撃する時には弾道弾を使うまでもないと思います。
根本的な問題として、休戦中とはいえ戦時中の国家が交戦相手との停戦ライン付近に首都を構えている現状をなんとかしない限り、韓国の致命的な状況は改善されません。既に人口が極端に一極集中してしまっており。首都移転は困難ではあるのですが。