2016年末の頃の話ですが、NewsPicks に衝撃的なニュースが出ていました。(元ネタ::マネーボイス)
就職も結婚もできない「クレジットスコア超格差社会」に突入する日本=岩田昭男
アメリカでは、クレジットカードの購買履歴だけでなく、各種のローンや公共料金の支払いなどの顧客情報が大手信用情報機関に集められ、そのデータをもとに個人の信用偏差値=クレジットスコアが算出されています。
(略)
760点以上(プライム層)…ハイクラスのカードを作成可能
660~759点(一般層)…一般的なカードは作成可能
660点未満(サブプライム層)…信用力が劣り、カード作成に不利
私はトランプ、クリントンのどちらが大統領になっても、そう遠くない将来に、日本でもクレジットスコアと同様なシステムが取り入れられるのではないかと考えていました。
日本の経済政策はアメリカの「年次改革要望書」に沿って行われることが多いと言われますが、これまでの「要望書」にクレジットスコアについての記載がありました。
クレジットカードは、入会時の審査に通らなければ発行してもらえません。要するに、「カネを借りたらちゃんとかえすための、性格と財力があるか?」が問われます。この審査を行っている信用情報会社で、ここに金融事故(入金し忘れて遅滞したとか)が記録されると、同じ信用情報会社を参照するクレカは作りづらくなります。(同じ信用情報会社の情報を見ていても、それの是非はクレジットカード会社が判断します)
つまり、「カードを所持していれば、そのクレジットカード会社が認めるだけの信頼のおける人間」という事になります。
さて、「借金がなければクレジットスコア格差社会(←このネーミングどうにかならんのか)とやらも余裕!ワイは生まれてこの方一回も借金したことのない、スーパーホワイトやで!!」かというと、そうともいえず・・・。30歳40歳になってクレジットヒストリー(お金を借りて、期限にちゃんと返した履歴)が無い場合、「こいつは何か借金できない後ろめたいことがあるで・・・」と疑われ、カードが作れない場合があります。
これでは、クレジットスコア格差社会とやらを生き残れない・・・
・・・なんですが、日本の場合は幸か不幸かスマホの「実質ゼロ円詐欺」のおかげで、たいていの人は携帯電話を月賦で購入しています。
なので、ご自身に借金した記憶がなくても、ちゃんとクレヒスがついていますよ。
逆に、携帯月賦とはいえ遅滞すると、信用情報に傷がつきます。契約しちゃった以上はちゃんと払いましょう!!。
信用情報に傷がついて(俗に言うブラックリスト)クレジットスコア弱者(←今おれが考えた)になってしまった場合は、実質ゼロ円詐欺で携帯を契約して、きちんと返済し続けてください。過去の汚点は消えます。
しかし、なんで俺マイナスの方ばっか語ってんだろう?