本家いなてい

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日本ブログ村の政治ブログ・民進党(旧民主党・旧維新の党)で常時1位の誉れ高いブログ(なおエントリー数は2ブログ)

週末の2日間で立憲民主党が大変なことになってた

 

8/19(土)から8/20(日)にかけて、立憲民主党が大変な事態になっていました。関連情報を入手したのが20日午後から21日朝にかけてだったため、目まぐるしい展開にドキドキしちゃいました!

 

 

 

ここまでの立憲民主党

 

そもそも立憲民主党の泉健太代表は求心力が無いのですが、党の重鎮・ベテランたちも代表をも盛り立てようということはなく、各々が当代表の発言を無視して好き勝手に行動しているという状況です。

 

この辺、自民党でいえば二階氏が横暴に見えつつも党総裁の方針に沿うよう動いているのとは対照的です。

 

ともかく立憲民主党では、泉健太代表が当初掲げていた「維新・国民民主と共闘し、非共産党とは距離を置く」という方針は所属議員からまったく尊重されず、若手()から公認候補の大量擁立を迫られると150議席の言質を取られてしまいます。

 

150議席を確保するためには野党共闘で公認候補を調整する余裕はなく、ほとんどの選曲に候補者を立てる必用があります。しかし立憲民主党には共産党の協力がなければ当選できない議員が多く、彼らは公然と共産党に接近しました。

 

mainichi.jp

 

 

 

この時点で、立憲民主党はどの野党とどの程度共闘するのか、共産党との関係をどうするのかが曖昧になっています。

 

 

 

立憲民主党と共闘したと思ったら子供の喧嘩になった維新と前原誠司

 

2022/9/21から国会内で共闘していた立憲民主党と日本維新の党ですが、紆余曲折の末、5/25に共闘を解消してしまいます。

 

cdp-japan.jp

 

www.nhk.or.jp



共闘を解消するだけならまだよかったのですが、子供の喧嘩のような罵り合いが繰り返される事態に陥ります。こ個までになってしまうと、再度共闘を行うのは絶望的でしょう。

 

www.sankei.com

 

そんな折、国民民主党は党代表選を行うことを表明。玉木雄一郎代表に加え、前原誠司代表代行も出馬を表明しました。争点は、与野党各党との距離感です。

 

もともと与党と是々非々、共産党との共闘を否定、共産党に接近している立憲民主党との共闘も否定的な玉木雄一郎代表はよいのですが、問題は前原誠司氏。「立憲民主党・維新との共闘」を掲げる一方「共産党との共闘を否定」しています。

 

犬猿の仲にまで堕ちた立憲民主党・維新両党との共闘というだけでも困難を極めそうですが、共産党を拒否しつつ「共産党との共闘を目論む議員が多い立憲民主党との共闘」という難題を、自らに科してしまいました。

 

sp.m.jiji.com

 

www.asahi.com

 

 

 

空中分解待ったなしの立憲民主党

 

野党各党が過去発言を覆したり、個人個人が勝手に動いたりでカオスな状態になっていますが、さらに8/19から立憲民主党を空中分解させかねない動きが立て続けに発生しています。

 

まずは小川淳也氏などですが、れいわ新選組とともに海外旅行をキメてしまいました。これも色々と問題はありますが、野党共闘の面だけでいえば、まあ元々共闘していた相手なのでそれはそれ。

 

ksl-live.com

 

 

物議を醸したのが、翌8/20の原口一博氏の言動です。おおよそ立憲民主党とは対極の位置にいると思われていた参政党の応援演説に、立憲民主党の選挙カーで乗り付けてしまいました。どうやら、原口氏は参政党と陰謀論で親和性があったようです。

 

togetter.com

 

 

続いて岡田克也氏ですが、党幹事長の立場でありながら共産党と同席。岩手県知事選で現職・達増氏の応援に入ったことによる鉢合わせのようですが、立憲民主党自体が共産党との共闘についてスタンスを明確にしていない中でのアクシデント。岡田氏は言い訳をしていましたが、言い訳をしたって事は、共闘を拒否するという泉健太代表のスタンスは生きているということなのだろうか?

 

www.jcp.or.jp