北朝鮮がまたミサイルを発射し、ふたたび日本の排他的経済水域に着水したとの事です。
日本の防衛相の発表(10:00日経掲載)は、以下の通り:
官房長官の会見の直後、韓国軍合同参謀本部からも同様の発表がありました。7/4 9:40(JST)頃、北朝鮮が北西部・平安北道から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射したとの事。
菅義偉官房長官は4日午前、緊急に記者会見し、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられると発表した。
今回のポイントは以下の通りです。
- 前回に引き続き、日本の排他的経済水域に着水(実害が出得る)
- 但し、被害は確認されていない
- 菅官房長官「度重なる挑発行為は断じて容認できない」として北朝鮮に厳重に抗議
- 安倍首相「度重なる国際社会の警告を無視するもので、さらに脅威が増したことを明確に示すものだ」
- 今回のタイミングは「米国独立記念日」であり、稲田防衛相がレームダック状態であり、7/7, 7/8 のG20 直前
- ロフテッド軌道(角度をつけることで距離を抑えたが、実際には長距離飛ばせる)
その後北朝鮮が「15:30から特別重大報道を行う」と宣言したため、或いは「(対米を中心とした)宣戦布告もあるか?!」とざわめく筋もありましたが、実際には大方の予想通り「ICBMの発射実験に成功した」という内容でした。
北朝鮮は4日、弾道ミサイル1発を日本海に向け発射したのに続いて、ICBM=大陸間弾道ミサイルの初めての発射実験に成功したと、国営メディアを通じて発表しました。