北朝鮮がまた大陸間弾道弾を2発発射したようなので、取り急ぎ書いておきます。
SLBM(潜水艦から発射するタイプ)の可能性もあるとのこと。
北朝鮮が弾道弾を発射
防衛省によりますと、9日午前1時47分ごろと1時53分ごろ、北朝鮮東岸付近から合わせて2発の弾道ミサイルが東の方向に発射されました。
2発はいずれも最高高度が100キロ程度、飛行距離がおよそ350キロで、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したとみられるということです。
この発射による船舶や航空機などへの被害の情報は入っていないということです。
防衛省によりますと、2発は発射された場所などからSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの可能性もあるということです。
NHKによると、北朝鮮は今日10/9午前1:47と1:53頃に弾道弾を発射。発射位置の推定結果から、SLBM(潜水艦から発射するタイプ)の可能性もあるとのことです。
着水地点は日本のEEZ外の日本海。今のところ、被害報告は入ってきていないとのことです。
ここまでの北朝鮮
北朝鮮による大陸間弾道弾の発射実験は、10/4、10/6に続き、今月に入ってはやくも3回目。
過去2回の弾道弾発射は米韓軍事演習に対する反発、および米空母ドナルドレーガン派遣を恐れてのものと見られています。
北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、アメリカ政府が北朝鮮に対する新たな制裁を発表しました。
これらの見立てが正しいのであれば(だとすれば、北朝鮮の行動はものすごく幼稚で短絡的ということになりますが)、10/8に米国のバイデン大統領が北朝鮮の瀬取り関係者を中心にあらたに制裁を加えているため、これへの反発という可能性があります。
物資がより一層入手困難になるのに、弾道弾無駄に撃つか・・・?
ここまでの大韓民国
いっぽうその頃大韓民国は:
10/4の弾道弾発射への報復として、米韓が弾道弾発射のデモンストレーションで応酬。それは良かったのですが、韓国が自前で製造したK-ミサイルが、あろうことか自陣を爆撃してあわや民間に被害を出しかねない有様になりました。
北朝鮮としては、適当に弾道弾撃っとけば韓国が勝手に自滅してくれるかも知れない、おいしいシチュエーションです。
バイデン大統領が尹錫悦さんに「親書」を送ったそうですが・・・
(機械翻訳)
バイデン米大統領がユン大統領にIRA関連の親書を渡す
2022-10-05ユン・ソクヨル大統領は10月4日、インフレ削減法と私たちの企業の役割に対するバイデンアメリカ大統領の親書を受けました。
バイデン大統領は、親書でインフレ削減法に対するユン・ソクヨル大統領の懸念についてよく知っており、韓米間の率直で開かれた心で協議を続けていくことを強調しました。
また、バイデン大統領は韓米同盟を強化し、両国の共同目標を達成する上で韓国と核心的な役割が遂行されるという点についても確信すると明らかにしました。
バイデンアメリカ大統領の親書は、両首脳が過去ロンドンとニューヨークで何度も会ってインフレ削減法と協議した結果に基づいて作成されたものです。
今後、ユン大統領に韓国企業への配慮をしていくという意志を表明したと評価されます。
この渦中、韓国の尹錫悦さんが「アメリカのバイデン大統領から親書を受け取った」ことを明らかにしました。
10/5の報道ですので、10/4の北朝鮮による弾道弾発射直後の親書だと思います。このタイミングで親書を送付するとすれば、米韓同盟に基づいた韓国防衛の内容になりそうです。
しかし尹錫悦大統領によると、親書の内容は驚くべきものだったようです。
米国のインフレ対策法可決以降、韓国は「米国のインフレ対策法案が(中国と親密な)韓国企業を締め出す内容だから例外扱いしろ」と騒ぎ続けていました。この法案により、韓国政府の最優先課題が為替政策(具体的には米韓通貨スワップ締結)からインフレ法案対策にきりかわるほどのインパクトでした。勿論、米国にとって韓国がどうなろうと知ったことではありません。嫌なら中国と手を切って北米に工場を作れ、というだけでしょう。
ところがこの「親書」には、国防関連はそこそこに(皆無?)、インフレ対策法について「韓国の懸念は理解している」「今後も両国で継続して協議する」と書かれていたとのこと。このタイミングで、突如こんな謎な内容の親書・・・?
・・・なのですが、親書については例によって韓国側から一方的に出てきた情報であること(米国からこれに該当するプレリリースは出ていない)、韓国のみにとって一方的にメリットのある内容であることから、例によって韓国が公式に垂れ流すいつものデマなのではないかと疑っています。