本家いなてい

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日本ブログ村の政治ブログ・民進党(旧民主党・旧維新の党)で常時1位の誉れ高いブログ(なおエントリー数は2ブログ)

ソフトバンクホークスのFAプロテクト問題

 

先日、問題の西武・山川がFAを宣言し、ソフトバンクへ移籍。
この人的補償にむけたプロテクトリストが西武に提出され、西武は年明けに対応を協議。その結果、西武は甲斐野央投手を指名しました。

 

 

人的補償で和田毅投手が指名されたと報道され、騒動に

 

www.nikkansports.com

 


1/10に、スポーツ報知をはじめとした各週刊誌が、「西武、山川の人的補償で和田毅指名へ」と報じると、ホークスファンのみならずプロ野球ファン全体に衝撃を与えることとなりました。

和田投手はホークスの象徴的な選手であり、普通に考えればチームとして手放したくない人材です。

一方、すでに40歳を越え選手としては高齢な上、高額な年俸が必要なこと、西武ライオンズのチーム構成は極端な投高打低であることから、仮にプロテクト対象外であってもまず人的補償の対象として指名されることはないと考えられていました。

西武が指名する可能性は非常に薄いと予測できましたので、この時点でソフトバンクフロンが和田を敢えてプロテクトから外し指名される可能性の高い選手を優先してプロテクトするのは理にかなっているように見えます。

ところが、ここで西武が敢えて和田を指名したとの報道が流れたことで、ソフトバンクは球団上層部からファンに至るまで混乱することになりました。

しかし同日中に西武・ソフトバンク両球団から「人的補償として甲斐野が西武に移籍する」と発表され、球団間の手続きとしては完結しています。

 

 

 

なぜそういう事を言ってしまう?!和田毅と王貞治が余計な一言を・・・

 

news.yahoo.co.jp

 

一連のFAで、実際に行われたのは山川がソフトバンクにFAで移籍し、その人的補償として甲斐野が西武に移籍した、これだけです。プロテクトリストは両球団間でしか共有されておらず、仮に和田本人に打診があったとしてもそれを第三者が知るよしもありません。

この時点で、和田はマスコミから何を聞かれても「知らない」「聞かされていない」と応えていれば、或いは問題が収束していったかもしれません。ところが和田は「この件には触れたくない」と、裏取引があったのではないかと邪推するに充分な回答をしてしまいます。

なぜ、このような失言をしてしまうのか・・・?

悪いことに、王貞治がこれに追い打ちをかけます。「西武側がバラした」と発言しましたが、和田移籍の情報源はそもそもホークス番記者。西武球団が西武番記者を差し置いてホークス番記者に情報をリークするわけもなく、仮にその通りだとしても、プロテクトされていない限り西武の手続きは正規の手順を踏んだに過ぎません。

報道内容はあくまでも憶測に基づくものであり、実際のプロテクト内容は喋れない、にもかかわらず和田がプロテクトから外れていた前提で喋ってしまい、しかも何の落ち度もない相手球団に責任転嫁を試みるという、ソフトバンク関係者の失態が何重にもつながります。

 

 

 

事実として確定しているのは、山川FAと甲斐野の人的補償のみ



繰り返しますが、事実として確定しているのは「山川がFAでホークスに移籍し、その人的補償として甲斐野が西武に移籍した」これだけです。

和田が移籍を拒否した、ひいてはプロテクトから外れていたというのは、あくまでもマスコミ等による予想に過ぎません。いかに疑わしい言動があったとしても、それを立証する術はありません。

これは、仮に和田選手その他が精神的な苦痛により成績を落とすなどし、マスコミ等に対し民事訴訟を起こせばおそらく勝訴するという意味でもあります。マスコミのみならず
特に悪質なデマがあれば一個人とはいえ同じリスクがありますのでくれぐれも予想によるバッシングなどは控えるようにお願いします