霧島連山の新燃岳に、噴火警報が出されました。
今月初めから活動が活発に
いや「今月初めから」という訳でもないのですが、特に活動が活発になったのが今月初めのタイミングからでした。
3/1に噴火活動があり、その後も断続的に活動が続いています。
3/6に7年ぶりの「爆発的噴火」、飛行機に欠航も
この活動は3/6にいったんピークを迎え、7年ぶりの「爆発的噴火」を観測。九州各地に降灰をもたらし、鹿児島空港便の欠航をまねきました。
3/9に溶岩流を確認
気象庁は9日、宮崎と鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)で溶岩流を確認したと発表した。現地調査をしていた産業技術総合研究所の職員が午前10時10分ごろ、溶岩が火口の北西から流れ出しているのを確認し気象庁に連絡、同庁も確認した。流出範囲などを調査している。
そして3/9には溶岩流が観測されました。
流出範囲から、付近への影響が懸念される状態です。
3/10 噴火警報
【火山情報】本日5時5分、霧島山(新燃岳)に噴火警報が発表されました。今後更に火山活動が活発になる可能性があります。火口周辺から概ね4kmの範囲では大きな噴石に警戒が必要です。地元自治体等の指示に従い、危険な地域に立ち入らないで下さい。
— 内閣府防災 (@CAO_BOUSAI) 2018年3月9日
【火山情報】本日5時5分、霧島山(新燃岳)に噴火警報が発表されました。今後更に火山活動が活発になる可能性があります。火口周辺から概ね4kmの範囲では大きな噴石に警戒が必要です。地元自治体等の指示に従い、危険な地域に立ち入らないで下さい。
— 内閣府防災 (@CAO_BOUSAI) 2018年3月9日
日付が3/9になっていますが、実際には3/10 5:05の発令です。
新燃岳の活動は更に活発になっており、噴火警報が発令。火口周辺4キロの範囲に噴石の可能性があるとのことです。