本家いなてい

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れいわ新選組 たがや亮告発騒動

 

れいわ新選組の内情として、大石あきこ共同代表の言動やスタイルへの反発が、選挙大敗と絡めて一気に噴き出し、その象徴の一つとして多ケ谷亮前衆院議員の「告発」が注目されています。

 

 

2026年2月の総選挙で、れいわ新選組は議席を8から1へ激減させ、「大惨敗」と報じられましたが、その「戦犯」として大石氏の名前がメディアで繰り返し挙げられています。


山本太郎代表が健康問題で参院議員を辞職し、選挙前から事実上の「不在」状態になったため、党首討論など表に出る役割を大石氏が担い、テレビ討論や記者クラブで高市首相らに激しく噛みつく姿が大きく取り上げられました。


ところが、持ち時間を守らない、他党党首に対して声を荒げる、旧統一教会問題の追及で名誉毀損をにおわせる応酬に発展させるなど、「ルール無視」「品位を欠く」と受け取られた場面が多く、有権者の間でも「討論会に出る資格がない」「時間も守れない人にルールは作れない」といった批判的な反応がネット上に多数見られました。


この「闘争的すぎる」スタイルは、支持層の一部には受けが良い一方で、中間層や無党派層には嫌悪感を持たれたと分析されています。

 

さらに問題なのは、こうしたスタイルが党外だけでなく党内や周辺スタッフにも向けられていたとされる点です。


元ボランティアスタッフや、かつて一緒に選挙広報を担ったメディアプロデューサーが、SNSや取材の中で、大石氏の「威圧的言動」や、一方的とも言える切り捨て方を告発しています。


彼らは、2021~22年ごろから選挙現場に関わっていた人物で、内部事情をある程度知る「元同志」にあたるため、「外野からの中傷」とは少し違う重みを持って受け止められました。


このように、選挙現場の人間関係やマネジメントにおいても、強い言葉や圧力が常態化していたのではないかというイメージが広がり、「党内でも嫌われていた」と報じられるに至っています。

多ケ谷亮氏の動きは、この不満の噴出を象徴する出来事です。


多ケ谷氏は元れいわ衆院議員で、離党後に中道系を掲げて衆院選に出馬したものの落選し、その後X(旧Twitter)などで、山本太郎代表や大石氏を名指しで批判・告発する投稿を連投し始めました。

 

彼は2月17日の投稿で、「山本太郎氏」と「大石あきこ氏」に対し、まずは総選挙の大敗の責任を取るべきだと迫り、「あなた方こそ茶番そのものだ」とまで言い切っています。


さらに、「れいわ新選組に不当に部品のように切り捨てられた方、泣き寝入りせずに私にご相談ください」と呼びかけ、党に冷遇されたと感じる元スタッフや関係者の「窓口」を自ら名乗り出るような形になっています。

 

この呼びかけ以降、多ケ谷氏のXは、メディアから「れいわの告発掲示板」のようだと表現されるほど、党内事情や待遇への不満、特に大石氏周辺の振る舞いに関する投稿が相次ぐ場となっています。


大石氏側もX上で反論めいた投稿をし、完全に黙殺はしていませんが、現時点では互いに事実認定が食い違っており、「どちらの言い分が正しいか」というレベルではなく、「党の運営と人の扱い方に構造的な問題があるのではないか」といった視点で見られつつあります。

 

れいわ新選組は、選挙後の役員会で体制を組み直し、山本太郎氏が健康問題を抱えながらも代表に戻り、大石氏も共同代表として残り、新たに奥田芙美代参院議員がもう一人の共同代表に就任しました。


しかし、その奥田氏も就任会見で、他党議員を「泥棒、ペテン師、詐欺の集団」と呼ぶなど、かなり過激な表現を用いており、「大石氏に匹敵する口汚さ」と指摘されています。


つまり、大石氏個人の性格の問題に矮小化するよりも、「激しい言動で既存政治を糾弾する」こと自体を党のカラーにしてきた結果、外部の有権者だけでなく、内部の人材も疲弊・分断させるような組織文化が形成されてしまったのではないか、という見方が強まっているのです。

 

象徴的なのは、衆院選後に大石氏自身が比例復活で「ゾンビ復活」議席を得られる可能性を辞退し、別の候補に譲る判断をしたにもかかわらず、「そもそもここまで敗北を拡大させた責任はどう取るのか」という点が、党外だけでなく元仲間からも突きつけられている点です。


多ケ谷氏の告発は、単なる個人的確執というより、「大石氏の強硬路線とマネジメントが、党の支持拡大をむしろ妨げ、現場の人も大量に傷つけてきたのではないか」という問題提起として広がっており、今後も同様の証言や内部情報が出てくる可能性があります。