安倍晋三元首相に対するテロのショックが抜け切れない中、今度は沖縄県知事選挙で候補者に対するテロ未遂事件が発生しました。
- 沖縄県知事選でテロ
- 謎の犯行動機を語る「活動家」女性
- 沖縄県警の責任問題にも発展するか
- 8/29追記:沖縄県警、なんと犯人を逮捕していなかった!!
- 8/30追記:テロリスト関係先に家宅捜査が行われる。告発状は不備がないかなお審査中
沖縄県知事選でテロ
26日午後6時すぎ、那覇市泉崎の沖縄県庁の前の広場で「女性が金属片を投げている」と目撃した人から警察に通報がありました。
8/26、沖縄県知事選挙で街頭演説中だった佐喜真淳候補(自民・公明)に対し、聴衆の中にいた女が突如薬莢のようなものを投擲。けが人は出なかったものの、陣営の女性に当たるなど、少し間違えば大惨事となる事件でした。
当然、民主主義の根幹を崩壊させる問題でもあります。
謎の犯行動機を語る「活動家」女性
銃弾の様なものを投げつけた後、女性はRBCの取材に対し「2016年に返還された米軍北部訓練場の跡地に米軍の廃棄物が大量に残されていて、それを隠ぺいしたまま世界遺産に登録されてしまった。
「世界遺産となる地域に廃棄物があるから反対する」という理由だけでも訳がわかりませんが、そんな理由が「テロで人を殺す大義名分となる」と考えてしまっているあたり、常人には理解不能でしょう。
それに加えておかしいのは、この「テロ」が発生した直後にこの犯人はRBCの取材を受けているのです。
このような現場に居合わせた場合、まずは逃げるなり犯人を捕まえるなり被害者救助に走るなり防御するなりを考えると思いますが、琉球新報RBCは「取材」をしています。自らの利益のために、人命を無視した行動にしか見えません。
米軍廃棄物の問題をないことにさせないための政府・自民党への抗議と皆さんへのアピールだ」
このテロリストはなぜか政府自民党に怒りをぶちまけていますが、閣僚でもなく現役議員ですらなく、まだ当選するかもわからない候補者にテロを行って何か解決するとでも思ったのでしょうか?
というか、
我が国が世界遺産一覧表への記載を推薦している「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」について、本日の世界遺産委員会において審議を終え、世界遺産一覧表への「記載」が決定されました。自然遺産の登録に向けて尽力された環境省をはじめとする国の機関、地元国頭村、東村、大宜味村、竹富町の皆様に心より感謝申し上げます。
令和3年7月26日
沖縄県知事 玉城デニー
玉城デニー沖縄県知事、めっちゃ感謝してるじゃないですか。この人、今回の沖縄県知事選挙にも立候補してますよ?こっちはOKなんですかやだー
沖縄県警の責任問題にも発展するか
警察庁の中村格長官(59)は25日、安倍晋三元首相銃撃事件の警護をめぐる検証報告書に関する記者会見で、国家公安委員会に辞職を願い出たことを明らかにした。事実上の引責辞任となる。26日の閣議で承認される見通し。
今回の事件が発生する折も折、前日の8/25日に、警視庁の中村格長官が安倍晋三元首相暗殺事件の責任を取る形で辞職を願い出ていました。
安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、奈良県警の鬼塚友章本部長は25日、県警本部で記者会見し「重大かつ深刻な事態を招き、責任の重さを痛感している」と述べ、辞職する考えを明らかにした。
同日、やはり安倍晋三元首相暗殺事件の責任を取る形で、警備担当であった奈良県警の鬼塚友章本部長も辞職する意思を表明しています。
沖縄県知事選挙でのテロ未遂事件は、警視庁および警察の安倍晋三元首相暗殺事件のけじめをつけて辞任し報道されている渦中で発生しました。
トップがけじめをつけて警視庁・警察の体制が強化されるはずの状況で類似事件を再発させてしまったことについて、沖縄県警の責任が問われることは避けられないのではないかと思います。犠牲者こそ出ていませんが、警備体制がまったくのおざなりということですので・・・。
8/29追記:沖縄県警、なんと犯人を逮捕していなかった!!
沖縄県知事選に立候補している前宜野湾市長、佐喜真淳氏(自民、公明推薦)が街頭演説中、女に米軍製の銃弾を投げ付けられた事件で、県警那覇署は現場で事情聴取したものの、この女の現行犯での逮捕は見送った。28日17時現在、身柄は拘束されていない。
8/26に沖縄県知事選の選挙演説で発生したテロ未遂事件ですが、沖縄県警は杜撰な警備によりみすみすテロ行為を許したのみならず、現行犯逮捕できる状態にありながらテロリストを開放しているとのこと。
これはさすがに、県警トップの引責辞任だけでは済まないのではないでしょうか。むしろ犯罪幇助の可能性まで疑われます。
女は昨年4月、米軍北部訓練場のメインゲート前で、米軍車両の通行などを妨害したとして、威力業務妨害の罪で在宅起訴された。これまでも地元紙では米軍や日本政府に抗議し続ける名物活動家として何度も取り上げられていた。
このテロリストですが、テロの常習犯として知れ渡っている人物とのこと。
沖縄県警は、犯罪常習者を野放しにし続けている、ということでしょうか?。
佐喜眞氏を支援する自民党沖縄県連は28日までに、那覇署に刑事告訴・告発状を提出した。事案当時、選挙カーの上部にいた佐喜眞氏や今井絵理子参院議員らにけがはなかった模様だが、女が投げつけた多数の銃弾は、佐喜眞氏の近くにいた県議や市議らの手に当たった。こうした暴行や演説の妨害について、公職選挙法違反(自由妨害)の疑いがあると訴えている。
犯人を告訴告発するのは当然ですが、沖縄県警の責任も徹底的に追求してほしいところです。
8/30追記:テロリスト関係先に家宅捜査が行われる。告発状は不備がないかなお審査中
その前に、テロリストの身元が割れたそうなので記事の引用だけつけときます。
まだ逮捕にすら至っていないため、直接の言及は今のところ避けておきます。
那覇市泉崎の県民広場で26日、県知事選候補者の佐喜真淳さんの街頭演説中にチョウ類研究者の女性が複数の薬きょうのようなものを選挙カーに向け投げつけた件で、県警が28日までに、公職選挙法違反の疑いで女性の関係先などを家宅捜索していたことが関係者への取材で分かった。
テロリストを現行犯逮捕せずに見逃すという大失態を演じた沖縄県警ですが、その後テロリスト関係先の家宅捜査は行っているようです。
沖縄県警には、職務怠慢のみならず左翼活動家との癒着疑惑を払拭できるよう頑張って頂きたいと思います。