本家いなてい

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日本ブログ村の政治ブログ・民進党(旧民主党・旧維新の党)で常時1位の誉れ高いブログ(なおエントリー数は2ブログ)

中道改革連合小川淳也 タマキンにラブコール

 

中道改革連合の小川淳也代表が、国民民主党の玉木雄一郎代表に「ラブコール」を送りました。

 

 

小川氏は現在「中道改革連合」の代表で、玉木氏とは同じ香川県選出の政治家として「隣町で20年以上一緒にやってきて、半分以上を同じ党で苦楽をともにしてきた」と語っています。


ここで「外はいろいろ言うが、私と玉木さんの間には、二人にしか分かりあえない世界がある」という発言をしており、これがネット上で「ガチ目のラブコール」と揶揄されるきっかけになりました。


旧民主党~民進党時代を共有した「戦友」意識を、かなり情緒的な言葉で表現したため、政治的メッセージと同時に話題性の高いフレーズとして独り歩きしたという側面があります。

中道改革連合は立憲民主党から分かれた新党であり、どの勢力と組んで中道路線を形成するかが今後の生存戦略の核心になっています。


小川氏は日本記者クラブでの会見でも、独自の国家像をまとめ、中道路線の旗を鮮明にする方針を語っており、その延長線上で同じく「中道」や「政策重視」を掲げてきた国民民主党との連携可能性を示したと見ることができます。


その国民民主の代表が玉木氏であり、しかも香川での長年の関係があるため、個人的信頼と政治的計算が重なって、ああした言い回しになったと考えられます。

 

ただし、このラブコールがそのまま即座の合流や選挙協力に結びつくかというと、現時点ではかなり不透明です。


国民民主党側はこれまでも、立憲側からの「再合流」や選挙協力の打診に対して距離を置いてきた経緯があり、榛葉賀津也幹事長が立憲・小川氏の「再合流」構想を「お花畑だね」と一蹴したこともありました。


こうした過去の発言を踏まえると、小川氏のラブコールは、相手側の実務レベルの反応というより、自分の側の姿勢表明や支持層へのアピールの意味合いが強いと受け止められています。

 

また、タイミングも重要です。


与党自民党が衆院選で圧勝した一方で、野党側は「バラバラで弱い」というイメージを払拭できていません。


小川氏としては、中道改革連合の存在感を示すためにも、「中道を束ね直す」「旧民主の中で現実路線を共有できる相手ともう一度組む」というメッセージを打ち出したかったのでしょう。


その象徴的人物として玉木氏の名前を出し、「二人にしか分かりあえない世界」という表現で、過去のしがらみよりも信頼と共闘の可能性を強調したと解釈できます。

 

一方で、この発言はネット世論では「片思い感がすごい」「玉木側にその気はなさそう」という冷ややかな反応も多く呼んでいます。


旧民主系の仲良しムードを前面に出すこと自体が、有権者にとっては「また内輪でくっついたり離れたりしているだけ」に見えかねず、ブランドとしてマイナスに働くリスクもあります。


したがって、このラブコールは、小川氏の人間関係や理想主義的な側面がよく出た一方で、戦略性や有権者目線からは評価が割れているというのが実情です。

 

小川氏のラブコールは、旧民主系の中道再結集への強いこだわりと、玉木氏個人への信頼と期待を示すシグナルです。


しかし、国民民主党側の警戒感や路線の違い、そして有権者の「野党再編疲れ」を踏まえると、現段階では「象徴的なラブコール」であって、具体的な再編劇の第一歩とまでは言い切れません。


今後、政権与党の弱体化がさらに進めば、このような発言が後から「伏線」だったと振り返られる可能性もありますが、少なくとも今は、小川氏の政治的スタイルと野党再編の難しさが凝縮された一場面として受け止めておくのが妥当だと思います。