本家いなてい

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文春デマ?! 進次郎激怒

 

自民党総裁選に出馬している小泉進次郎農林水産大臣を巡り、同氏が会長を務める自民党神奈川県連における党員数の訂正に関して、複数の報道機関やSNS上で議論が巻き起こりました。

 

 

そもそも総裁選がはじまるはるか前の話

 

この問題は、まず自民党総裁選挙管理委員会が9月27日に、神奈川県における一部党員の継続に関して「齟齬があった」として党員数を訂正したことから始まります。


この訂正により、投票資格のある神奈川県の党員数は、5万7344人から約800人増え、5万8170人に修正されました。

 

この修正を受け、神奈川が地元の小泉大臣に対し、「党員水増し工作疑惑ではないか」といった批判がSNS上で拡散されました。


こうした批判に対し、日本テレビが小泉大臣に取材したところ、大臣は「党員数の増減については私も選管の発表等をうけ、今回認識をいたしました。私としては非常に困惑しており、遺憾に思っております」とコメントしました。

 

当事者である自民党神奈川県連の幹部は、日本テレビの取材に対し、「恥ずかしながら事務手続き上のミスだ」として、意図的なものではないと説明しました。


詳しい経緯として、今年6月ごろ、県内の一部の地域で、継続する意思のある党員を誤って名簿から削除してしまうミスがあったとされます。


その後、名簿から削除された党員から「総裁選の投票用紙が届かない」という問い合わせがあり、問題が発覚しました。


県連は速やかに名簿を元に戻し、これらの党員には速達で投票用紙を送付したため、投票は可能になったとしています。

 

県連側および小泉陣営の幹部は、党員数が増えたのは「ミスで減っていたものを戻したら800人増えていたということ」であり、意図的に党員数を増やした「水増しなどひどい話」ではないと主張しています。


小泉大臣自身も、総裁選のために党員数を増減させたという指摘は当たらない上、「総裁選があるとは誰も思ってすらいない時点で、そうした恣意(しい)的行動を取るなどそもそもありえない話だ」と批判に反論しています。

 

 

 

文春、得意のデマ発動!!

 

しかし、9月30日夜、「文春オンライン」がこの問題を巡る記事を配信し、新たな疑惑を提起しました。


同記事は、小泉氏が会長を務める神奈川県連において、党員826人が「勝手に離党させられ、今回の総裁選の投票用紙が届かなかった」と報じました。


記事では、この離党手続きが6月に、小泉氏に近い県議の指示で行われたとしています。
また、対象となった党員の多くが昨年の総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相を支持していたとされ、「大量の高市派党員が勝手に離党させられていた」との見方を記事は示唆しました。


週刊文春電子版は、今回の党員数訂正が、県連が総裁選で小泉氏以外の候補を支持する党員を意図的に離党させていたことが発覚したことを受けた措置だとの疑惑を報じています。

 

しかし問題の文春記事には「私は昨年の総裁選では高市早苗議員を支持し、離党させられた党員の9割超が高市議員に投票した。今年は小林鷹之議員に入れる党員が多いようです」と記載されいました。

 

 

 

進次郎抗議する

 

この報道に、小泉農水大臣は10月1日、強く抗議し、記事の訂正を求めるコメントを発表しました。


小泉氏は「今回、初めて知ったことで全く関知していない」と強調しています。さらに、記事が報じる出来事は総裁選の実施が決まる前の6月のものだと指摘し、「あたかも総裁選が行われることを前提として、自らに有利になるよう私や関係者が何らかの動きをしたかのように印象付ける内容は、強引に結び付けた不適切な報道と言わざるを得ない」と批判しました。

 

小泉大臣は、総裁選の最中に「私や関係者が行ったかのように強引に結びつけた記事を掲載することは、選挙に不当な影響を与えかねない不適切な報道であると言わざるをえない」と指摘しています。

 

小泉大臣は、記事が「著しく事実に反する」とし、弁護士と相談の上、強く抗議するとともに記事の訂正を要求するとしています。

 

 

 

私見

 

文春の記事は内容とタイトルが異なっており、明らかに悪意を持ってミスリードを行う目的で書かれたことがわかります。


その後産経新聞も記事を出しましたが、WEB記事では小泉進次郎議員の抗議を扱っているにも関わらず、X(旧Twitter) では不正が行われたかのようなタイトルをつけていました。