本家いなてい

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日本ブログ村の政治ブログ・民進党(旧民主党・旧維新の党)で常時1位の誉れ高いブログ(なおエントリー数は2ブログ)

衆院選は10/27投開票

 

石破新総裁誕生の瞬間から、為替相場は「石破ショック」で急落。週が明けた今日9/30はその動きをもろに受け、「石破マンデー」の2000円下落相場となりました。

 

 

 

公約を反故にすると評価があがる

 

さて石破新総裁ですが、過去の発言から今回の総裁選の公約まで含めて概ね不評で、特に緊縮財政を示唆する発言による総裁就任はネガティブと判断され、相場の大幅下落につながりました。

 

しかし、当選後の動きは自民党支持層の不安をよそに案外手堅い動きを見せています。幹事長に森山氏を指名、官房長官には総裁選を通じて株を上げた林芳正氏を続投、財務相にもやはり総裁選で手堅い印象を残した加藤勝信氏を指名。

 

特に加藤財相の指名は、金融政策をアベノミクス以来の政策の継続を意味するため好感され、今後相場は持ち直すんじゃないかと思います。

 

 

 

公約無視といえば、衆院解散総選挙も・・・

 

www.yomiuri.co.jp

 

www.fnn.jp

 

総裁選で早期解散・総選挙に言及していたのは、有力3候補の中では小泉進次郎氏のみ、他は慎重な姿勢を見せており、これが石破・高市ともに不評ではありました。早期解散で困るのは野党ですので。

 

ここもどうするのかなーと思っていたところ、考えうる最短の日程であっさりと解散総選挙に打って出ることになったようです。

今後の日程は、以下の通り:

 

10/1 臨時国会召集、首班指名、石破内閣発足
10/4 所信表明演説
10/7~8 代表質問
10/9 衆院解散
10/10~11 初外遊(ラオス)
10/15 衆院選公示
10/27 投開票

 


党人事・閣僚人事は以下の通り

 

www.asahi.com

 

自民党
総裁:石破茂
副総裁:菅義偉
最高顧問:麻生太郎
幹事長:森山裕
幹事長代行:福田達夫
総務会長:鈴木俊一
政調会長:小野寺五典
選挙対策委員長:小泉進次郎
国会対策委員長:坂本哲志
組織運動本部長:小渕優子
広報本部長:平井卓也

 

閣僚
内閣総理大臣:石破茂
内閣官房長官:林芳正
外相:岩屋毅
防衛相:中谷元
財務相:加藤勝信
文部科学相:阿部俊子
総務相:村上誠一郎
農林水産相:小里泰弘
デジタル相:平将明
経済再生相:赤沢亮正
沖縄・北方担当相:伊東良孝
法相:牧原秀樹
厚生労働相:福岡資麿
経済産業相:武藤容治
国土交通相:斉藤鉄夫(公明党)
環境相:浅尾慶一郎
復興相:伊藤忠彦
国家公安委員長:坂井学
こども政策担当相:三原じゅん子
経済安保相:城内実

 

首相補佐官(安保担当):長島昭久
官房副長官(事務):佐藤文俊
官房副長官(政務):橘慶一郎、青木一彦

 

先に述べたとおり、森山幹事長・林芳正官房長官・加藤勝信財相はそれぞれ安定した安心感のある人事です。中谷防衛省は、石破人事ならそうだろうなと。

 

逆に不安なのは、何といっても総務相の村上氏。次に法相の牧原秀樹氏。大丈夫なんだろうか・・・?


他にも変な失言壁のある平正明デジタル相や岩屋外相が不安といえば不安ですが、やはり村上氏と牧原氏の2名がウィークポイントになってくるんじゃないかと思います。

 

 


いつもの「何でも反対!野田立憲民主党です」それでいいの?

 

news.tv-asahi.co.jp

 

 明らかになってきた石破新政権の閣僚人事について野党側からは批判の声が上がっています。立憲民主党の野田代表は「世襲官邸のようだ」と指摘しました。

 

そのうえで、石破氏による衆議院の解散を「裏金解散」と位置付け、「旧統一教会の問題も含め、

 

野ぶ田さんもいつもの立憲民主党そのままの「何でも反対」を行っていますが、他党の人事だの政府の人事だのは「弱小野党」の代表には無関係なので黙っていてくれればと思います。

 

そして他人様に難癖をつける前に、まずは立憲民主教の統一教会議員の処分を行ったほうがいいのではないでしょうか。2022年の時点で14名明らかになってるみたいですし。

 

自民党は自浄能力を発揮しましたが、立憲民主党さんは一体いつになったら自浄作用を見せてくれるのですか?他人様を口汚く罵倒する前に、まず自分たちの落とし前をつけなきゃ。

 

 

sp.m.jiji.com

 

 共産党の田村智子委員長は30日の党会合で、次期衆院選の小選挙区に関し、「最大限、候補者を立てる」と述べた。立憲民主党との関係について「共闘の条件は基本的に損なわれた」と述べた。 

 

そもそも、自民党に難癖つけている場合ではないでしょう。すでに共産党は対立候補を立てるべく動いてますよ?共産党の票がもらえなくなって、一体どうやって勝つつもりですか?

 

 

 

今週の「馬鹿を騙す手口」

 

newsdig.tbs.co.jp

 

自民党の石破新総裁は記者会見で、能登半島地震などを受けた災害対応について、「補正予算の編成を待っているわけにもいかないので、基本的に予備費で対応したい」と述べ、野党側が求めている補正予算の編成ではなく、予備費で対応する考えを示しました。

 

災害発生時、そこから国会を召集して予算案を組まないと対策予算が確保できず、応急措置もできない・・・

 

という間抜けなことが発生しないように、政府は予備費を確保しています。対策予算は中長期的に使うものであり、至急緊急で対策が必要な場合は予備費を使うのですね。

 

野党やマスゴミがこのタイミングで「補正予算ガー」と騒いでいるのは、いつもの「馬鹿を騙す手口」に他なりません。この程度の詐欺に騙されてはダメで、そもそも災害対策の予算が必要、予備費のようなものは無い!ということであれば、とっくに補正予算ができていなければおかしいことになります。

 

野党各党の議員は、補正予算の存在を知っていて敢えて国民を騙そうとしたのか?それとも、国会議員のくせに補正予算の存在を知らなかったのか?ぜひ明確にしていただきたいところです。