
高市早苗氏の所信表明演説で、水沼秀幸氏や岡田悟氏を中心とした立憲民主党議員がヤジを飛ばし続けたことに、有権者からの批判が集中しています。
こんな発言したら大問題になるって子供でもわかるでしょうよ・・・
まず、2023年10月24日に衆参両院で行われた高市総理の所信表明演説では、議場は騒然となりました。
少数与党である自由民主党の席からは「よーし」「頑張れ」といった大きな声援や拍手が起きた一方で、野党席からは「今まで何をやってきたんだ」「えーーーーー」といったヤジが飛び交い、高市氏が演説を一時的に止めるほど、何度も議場が混乱したことが記録されています。
与党席からは野党のヤジに対して「静かにしろ」といさめる声も出ていました。
このヤジに対し、立憲民主党の小西洋之議員はX(旧ツイッター)を更新し、「ヤジは非常に重要な国会議員の議会活動です」という持論を展開しました。
小西議員は特に「裏金問題解決しましょう」というヤジを高く評価し、そのヤジが「自民・維新連立の高市政権の最大の欺瞞を鋭く突いて、実際に、高市総理の動揺を引き出した素晴らしいヤジ」であると称賛したため、小西氏自身も批判に晒されることになりました。
彼は、これこそが「議会政治」の本質であり、このヤジを放った議員は「国民代表として称賛されるべき」だと独自の解釈をしています。
立憲民主党のヤジが非難されている最中に自白
なお、小西議員自身も演説中にヤジを飛ばしており、自民党議員数十人単位で笑いを取ったのは、「ありふれた言葉を並べて最後にやります!と言っているだけじゃないか。」というヤジだったと述べています。
しかし、このヤジを巡る動きは、日本維新の会との間で激しい応酬を生みました。
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は、自身のXで一連のヤジに対して「あのやじが仕事になる。国会議員の定数大幅削減だよ」と苦言を呈しました。
これに対し、小西議員は吉村代表のポストを引用しつつ維新を強く批判しました。
小西議員は、維新が国政政党になって以降、維新議員が「自民党政権の悪政に対して信念を持ってヤジを行っているのを殆ど全く見たことがない」と、理解が困難な指摘をしました。
さらに、「目の前でどんな悪政を行われても何も言わない維新とは何なのかと思っていたら、案の定、自民党と引っ付いた」と、維新と自民党の連携を批判し、「議員削減したいならこんな維新議員が辞職すればいいだけだ」と、最後まで反省の姿勢を見せませんでした。