
立憲民主党所属の複数の参議院議員は、大量の迷惑メール攻撃を受け、議員としての業務に大きな影響を及ぼしていると独自の主張を繰り返しています。
この攻撃の標的となっていると主張しているのは、元TBSキャスターでオウム真理教事件で有名な杉尾秀哉参院議員(68)、田島麻衣子参院議員(48)、そして辻元清美参院議員(65) など、立憲民主党の議員たちです。
この攻撃は11月1日頃から始まり、被害の規模は極めて大きく、杉尾議員の事務所には土曜日未明から午後にかけて1530通もの迷惑メールが届いたと主張されています。
また、田島議員の事務所にも1838件の同様のメールが送りつけられていました。
辻元議員に至っては、12日から13日の朝にかけて、誹謗中傷を含む20,000件以上が送りつけられるという甚大な被害を公表しています。
初期の迷惑メールの文面はすべて同一で、《高市早苗さんや安倍昭恵さんを誹謗中傷するのは、やめていただけないでしょうか。ご検討よろしくお願いいたします。》自動送信ではなく手動で送っている可能性があり、組織的犯行ではないかとしています。
辻元議員も「1分ごとに100件単位の送信あり」「文面は同一」「名前や住所はバラバラ」という特徴を挙げ、手動だけで行うのはまず不可能と考えを述べています。
攻撃の手口も変化しており、橋下徹氏のオフィシャルサイトを通じて送られ、維新の会への誹謗中傷をやめるよう求める内容に変わったメールも届いています。
この独自の主張の過程で「立憲民主党関係者のメールアカウントを乗っ取って行われている」と、立憲民主党自身のセキュリティ対策に致命的な欠陥があることを、自ら暴露しています。
この大量の迷惑メールにより業務に支障をきたしている状況を受け、杉尾議員は「疑う余地のない業務妨害」であるとして、11月12日午後に警視庁麹町署に被害届を提出し、受理されました。
田島議員もこの行為は刑法上の罪に該当しうる業務妨害行為であると指摘し、法治国家においては私刑はいかなる理由があっても認められないと強く述べています。
辻元議員も、業務に大きな影響が出ていることから、被害届の提出を含め法的措置を検討している段階です。
杉尾議員は、党全体への被害であるとして議員総会で同僚議員に注意喚起を行うとともに、党としての対処が必要だと伝えています。
杉尾議員は、この「尋常ではありません」という事態についてXで「これまでにはなかった事態。なぜ政権が変わったらこんなことが起きるのでしょうか?」と陰謀論を呈しました。
これは、高市内閣発足以降、同政権を「第三次安倍政権」や「独善的な政権運営」と批判し続けていた杉尾議員が、このメール攻撃を政権批判と結びつけようとする言い回しであるとスポーツ紙記者によって捉えられました。
X上では杉尾議員に対して「政権関係あります?関係があるというのなら、根拠を示すべき」、「あたかも高市政権が仕組んでいるかのような言い回しは支持率下げてやる活動と同じで、嫌悪感しか感じない」といった厳しい批判が目立ちました。
迷惑メールの文面が高市首相を擁護する内容だったとしても、それだけで高市政権が関わっているかのような言い回しは「短絡的すぎる」との指摘もあります。
一方で、このトラブルは、立憲議員が過去に所信表明演説でヤジを飛ばして大炎上した件などから生じた立憲民主党に対する世間の厳しい風当たりが結びついたと考える方が納得できるのではないか、という見解も示されています。
また立憲民主党が非難される理由は立憲民主党議員たちの陰湿な国会質疑にあるにもかかわらず、高市政権や謎のサイバーテロリストに責任転嫁する姿に、有権者の間では怒りと呆れの声が高まっています。