
中道改革連合の小川淳也代表が、参政党の神谷宗幣代表と「懇談・談笑」した動画を公式SNSで投稿したところ、党内のLGBTQ当事者やリベラルな出身議員から猛批判されてしまい話題になっています。
この背景には、神谷氏の過去にあるLGBTQ差別とされる発言があります。
2026年5月16日に「民主主義ユースフェスティバル2026」の会場で、小川氏が神谷氏と笑顔で握手し、「さすがだなあ」と肩を叩いて笑い合う様子を公式X(旧Twitter)で投稿しました。
投稿のキャプションには「立場や考え方に違いがあっても、互いに向き合い、言葉を交わすこと。それもまた、民主主義にとって大切な姿勢です」と書かれていました。
批判の核心は神谷宗幣氏の過去発言にあります。
2026年4月18日の札幌街頭演説で神谷氏は「変なLGBTとかどうでもいいんですよ。(子どもたちに)教えなくてもいいんですよ」と語り、この発言はLGBTQ差別と受け取られ問題視されました。
参政党側は差別的意図を否定しています。
中道改革連合党内からは特にLGBTQ当事者やリベラルな議員から批判が殺到しました。
中道の元衆院候補でLGBTQ当事者である依田花蓮氏は「差別的言動を公然と行ってきた者とじゃれ合う動画を公式発信するのは、党が差別的言動を容認している印象。非常にショック」と語りました。
また尾辻かな子氏も「LGBTをめぐる差別的発言で当事者が傷ついている中で、問題に触れずに懇談を『民主主義』として発信することに強い違和感」と述べています。
批判の本質は「差別発言をした者と親しげに笑う動画を公式で出すことは、差別を容認するメッセージに見える」という点にあります。
この投稿で中道改革連合党内の意見対立が露呈し、メディアからは「バラバラぶり」が露呈したと報じられました。
一方で「発言には言論で対抗すべき、人として友好的に接して問題ない」「普段は友好的に接して問題ない」といった支持意見も一部にありました。
この一件は、対話の重要性と差別発言への姿勢の板挟みで、中道政党が直面する困難を象徴する事件となっています。