本家いなてい

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立花孝志氏、暴漢に襲われる

 

2025年3月14日午後5時10分ごろ、東京・霞が関の経済産業省前で、政治団体「NHKから国民を守る党」(以下、NHK党)の立花孝志党首(57)が、男にナタのような刃物で切りつけられ負傷しました。

 

 

 

事件の概要

 

当時、財務省前では財務省解体を求める抗議活動が行われており、立花党首は経済産業省側の歩道で、選挙カーで到着後まもなく、支援者らと写真撮影に応じていました。

 

握手を求めてきた男が、自身の番になった際、突然立花党首に刃渡り約16センチのナタのような刃物を振り下ろしました。目撃者によると、男は無言で襲いかかったということです。

 

立花党首は、頭や首、左耳の3か所に切り傷を負いましたが、命に別条はないとのことです。当初は左耳など3か所と報道されていましたが、後に立花氏自身のXへの投稿で、傷の深さや皮膚移植の必要性などが報告されています。

 

宮西詩音容疑者(30)は、その場で周囲にいた男性2名(30代と50代)に取り押さえられ、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。このうち、30代の男性が容疑者を取り押さえる際に左膝に軽い切り傷を負っています。

 

 


容疑者の供述と動機

 

逮捕された宮西詩音容疑者は、住所・職業不詳と報じられています。一部報道では自称・杉並区在住の無職とされています。

 

調べに対し、宮西容疑者は「立花を殺そうと思い、ナタを振り下ろした。殺意は間違いなくあった」と容疑を認めています。

 

動機については、「他の議員を自殺に追い込むようなやつだからやった」と供述しているということです。この点に関して、立花氏は斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑を調べる県議会調査特別委員会の委員だった元県議の男性をSNSなどで批判しており、その男性は昨年11月に県議を辞職し、今年1月に自殺とみられていることが指摘されています。

 

 


事件発生時の状況

 

事件当時、財務省周辺では「財務省解体」などを訴える集会が行われており、警視庁は混乱に備えて警察官や機動隊員を待機させていました。

 

立花党首は経済産業省側の歩道で、演説前に支援者との握手や写真撮影に応じていたところを襲われました。

 

目撃者によると、容疑者は握手会の列に並んでいて、自身の番になった際に突然切りつけたということです。切りつけた後、「ああ失敗しちゃった」のようなことをつぶやいていたという報道もあります。

 

 


立花党首の状況と反応

 

立花党首は事件後、救急車で搬送されましたが、自身のSNS(X)で「元気です」と報告しています。

 

その後もXで経過を報告し、「ナタのあたりどころ悪ければ死んでた」「皮膚移植が必要」であることなどを明かしています。

 

事件を受け、3月15日に東京・渋谷で予定していた街頭演説は取りやめています。

 

報道陣の取材に対し、凶器がナタであったことを知り「相当恐ろしいなと思った」「明らかに殺意があったと分かり、驚いた」と語っています。

 

 


警察の捜査

 

警視庁は、押収した刃渡り約16センチのナタについて、殺人未遂の疑いで詳しいいきさつなどを捜査しています。

 

この事件は、千葉県知事選挙(3月16日投開票)への立候補中であった立花党首が、選挙運動中に襲われたものであり、社会に衝撃を与えています。