韓国の尹大統領が戒厳令を発動した余波が、いまだに続いています。
但し戒厳令が国民生活に影響を与えたというような影響ではなく、韓国人の特異な思考ロジックが世界中に影響を与えてしまっているような状況です。
文民統制もへったくれもない韓国
韓国メディアによると、陸軍特殊戦司令部の郭種根司令官は、新たに「非常戒厳」が発令されても拒否する考えを示した。
問題となっているのは韓国軍関係者の一連の言動で、特に作戦司令部の司令官が「こんど非常戒厳令が出ても拒否する」と発言してしまったことが問題となっています。
韓国軍の平時統帥権は、あくまでも「大統領」にある
韓国国防部のチョン・ハギュ報道官は9日の定例会見で、現在の軍の統帥権は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領にあるとの認識を示した。
韓国軍の統帥権の所在については諸説あり、米軍との合同作戦ではもともと米軍が統帥権を持ってたりしました。
その後韓国軍の統帥権のみ韓国に返上する流れがありましたが、統帥権を返されてしまうと北朝鮮と闘うとき「韓国軍の統帥権者が、同胞殺戮の責任を問われる」ということで返還を拒否。その後よくわからない状況になっていたりします。
ただ平時の作戦については、米韓合同作戦ではないので韓国憲法の規定に従うことになります。すなわち、この記事にある通り韓国大統領が統帥権を持ちます。
ここで前の記事に戻るのですが、「戒厳令を拒否する」ということはすなわち「統帥権を持つ大統領の命令に従わない」ということで、このような国の軍隊と共同作戦を行ったら寝首を掻かれかねない!と、西側各国で問題になっていたりします。
そもそも文民統制が機能していないので、北朝鮮が南侵してきた途端、大統領の防衛命令を無視して北と一緒に行動しかねないという危険もあります。
韓国軍人全員が、自らの責任を転嫁するために同じような言動を繰り返しています。頭痛え・・・