立憲民主党の枝野幸男氏が、代表選に出馬するそうです。
この人は発言を常に曖昧にすることで有名で、絶対に言質を取らせません。必ずどうとでも逃げられるように、曖昧な部分を残しています。
まあ、詐欺の手口ですので、見破り方を書いておきます。
- 立憲民主党代表選の出馬人数２，３名は、妥当な数字
- えっ？！台湾に共産党を・・・？
- 代表に再選できてもすぐ辞任に追い込まれる可能性が高い泉健太さん
- 人の騙し方
- ナガデマさん、まず自分をどうにかしましょうよ
- 維新と国民民主はいくらなんでも「余計なお世話」
立憲民主党代表選の出馬人数２，３名は、妥当な数字
立憲民主党代表選（9月7日告示、23日投開票）への立候補に、中堅・若手や女性議員が苦しんでいる。野党第1党ながら衆参の国会議員が136人にとどまる立憲では、「推薦人20人」の条件が高い壁となっているためだ。
自民党は国会議員が３７２名、これを推薦人２０名の制約で割って、理論上は最大１８名まで立候補できるところ１１名の名前があがっているので、だいたい理論値の半分強。
立憲民主党は国会議員１３６名、推薦人の制約は同じく２０名なので理論上最大６名立候補できるところ、実際には２名の出馬、未確定１名を含めても３名。若干少ないものの、数字的にはこんなもんでしょう。
立憲民主党の国会議員数は自民の半分～１／３なので、推薦人は８～１０名が妥当なんじゃないかと思います。なんで自民と同じ数にしたのか。
えっ？！台湾に共産党を・・・？
訪台するのは野田元首相の他、同党の手塚仁雄衆院議員、
７／７投開票の東京都知事選で惨敗した、立憲民主党出身の蓮舫ニキ。単に負けるだけならともかく、泡沫候補にも抜かれての３位落選でした。原因の一つに、あまりにも強くなりすぎた共産党色があげられています。
蓮舫ニキを共産党色に染め上げた先般は立憲民主東京都連の手塚仁雄氏にありますが、この人はもともと共産党の支援なくして当選できない立場の人物であり、共産党との親和性が非常に強かった、そのような人物が都知事選を仕切ったことが、蓮舫ニキの大惨敗の一因ではありました。
今回野田佳彦氏は台湾に行ったわけですが、共産党色の非常に強い手塚氏を連れていくとか正気でしょうか？台湾に喧嘩を売りに行った？
代表に再選できてもすぐ辞任に追い込まれる可能性が高い泉健太さん
立憲民主党の泉健太代表は21日、国会内で記者団に「これからも先頭に立ち、若手・中堅がものを言える党に変えなければならない」と述べた。
いやあ、泉健太さん、先頭に立つんだか若手中堅がものを言うんだか知りませんが、なんか忘れてませんか？
立憲民主党の泉健太代表は18日収録のBSテレ東「NIKKEI 日曜サロン」で、次期衆院選で獲得議席が150に届かなかった場合は代表を辞任すると改めて強調した。
万が一今回の代表選で勝てたところで、次期衆院選で１５０議席とれなかったらどっちみち辞任するんですよね？
取れる目途立ってるんですか？
人の騙し方
立憲民主党の代表選（９月７日告示、２３日投開票）への立候補を表明している枝野幸男・前代表（６０）は２１日、「人間中心の経済」を掲げた公約を発表した。
ここで、枝野幸男氏がいかにいい加減か、具体的に見ておきましょう。
「人間中心の経済」
いきなりですが、意味がわかりません。人身売買でもするつもりでしょうか？
それとも、マクロ経済を無視してミクロ経済が成り立つとでも考えているのか・・・？
こんな曖昧かつ適当なことを言わずに、具体的な経済政策を５，６個上げてみてほしいものです。
「色々な政党との地域ごとの連携は大事にする」
色々な政党との地域ごとの連携は大事にするだけで、連携するともしないとも言っていません。
「原子力エネルギーに依存しない社会を目指す」
原子力エネルギーに依存しない社会を目指しますが、依存しないだけであって使い続けるのか廃炉にするのかは語っていませんし、実現するのではなく単に「目指す」だけです。
「（自衛隊の憲法明記は）国民的な合意が得られるとは思っていない」
憲法改正は国民投票により決定するはずですが、投票もせずに「合意が得られるとは思っていない」と言われても、それはお前の個人的な思い込みだけだろうとしか言えません。枝野幸男の個人的な思いなので、国民的な合意が得られても「嘘は言ってない」と言って逃げられます。
「（緊急事態条項は）独裁条項と言うべきで論外だ」
これも謎で、まず「論外」と言っていますが、賛成とも反対とも言っていません。
緊急事態条項を問われての発言ですが、激甚災害発生時に衆議院任期を延長すると「独裁」になるのでしょうか？ひょっとして、既に可決成立して法令適用されている安保要件と勘違いしているのでしょうか？わけがわかりません。
ちょっとここまで無責任かついい加減だと、代表選に出馬するまえに自身に議員としての適性があるのかどうか考えてみろよと言いたくなります。
ナガデマさん、まず自分をどうにかしましょうよ
立憲民主党の長妻政調会長は、自民党の総裁選について「『裏金の使いみちを明らかにすべきだ』という候補が誰もいない」と批判しました。
「ナガデマ」こと長妻昭氏もおかしなことを言っていますが、政治家はまず政策が問われるというのに、法的な瑕疵があるのかどうかすらよくわからない裏金だか何だかなど、はっきり言って「どうでもいい」。
それでも文句を言うなら、まずてめえんとこの安住淳氏に責任を取らせろ！！としか言いようがありません。
立憲民主党の長妻政調会長は22日の記者会見で、自民党が次期政権のもとで想定する解散総選挙に関し、「ボロが出る前解散はあってはならない」と述べ、早期の衆院解散論をけん制した。
立憲民主党の長妻昭（ナガデマ）ですが、選挙に勝つ自信がないから解散やめてほしいそうです。
維新と国民民主はいくらなんでも「余計なお世話」
大阪府知事を務める、日本維新の会の吉村洋文共同代表は19日、自民党の総裁選について、「『新しい自民党』というが、古い自民党内部の勢力争いで自民党の総裁が決まり、総理が決ごまかしてるじゃん。まる」と苦言を呈した上で、「『首相公選制』を公約に掲げるくらいの人に総理・総裁になってほしい」と発言しました。
訳がわからないのですが、こんなことは他人様に文句を言う前に、まず維新の公約にかかげて信を問うたらいいんじゃないですかね。めでたく第一党になれたら、公約通り首相選出選挙なり何なり勝手にやりゃいい。
まあ他の政党の支持者にも選挙権があるので、維新の人間が首長になれるのか知りませんが。それ以前に、お前らそもそも代表を１人に絞れず「共同代表」なんて言ってごまかしてるじゃん。
維新の吉村洋文共同代表（大阪府知事）は２１日、大阪府庁で、「枝野さんが新代表になっても目新しさはまったくない。昔の民主党に戻るようなイメージでしかない」と記者団に述べた。
国民幹部は「枝野氏が代表になれば、立民との間にできた溝はさらに広がる」と指摘した。
立憲民主党なんか大嫌いだけど、維新や国民民主の連中がしのごの言うなよとは思います。昔の民主党に戻ってよいか悪いかを決めるのは立憲民主の連中の勝手ですし、国民民主と立憲民主の間に溝ができようができまいが、立憲民主党内部とは関係のない話です。
特に維新の吉村氏は自民党に対しても難癖をつけていますが、他人様にケチをつける前に、まず自分のところの馬場との確執や、兵庫県知事の落とし前をつけてほしいものです。
