※Stable Diffusion 2.1 Demo、相変わらずおもろい絵をこさえてくれる。
米国領空で謎の気球が発見されて以降、米中の対立がふたたび顕在化しています。
が、中国の対応が雑すぎてこれどうすんだ
- 米国、領空を侵犯してきた謎の気球を撃墜
- 犯人の中国、逆ギレして怒鳴り散らす
- 北米以外でも発見
- 中国「謎の気球が飛んできたんだああああ！！」
- 追記：実は２２年にはいってから中国上空に１０回も気球飛んできてるんっすよへっへっへ
米国、領空を侵犯してきた謎の気球を撃墜
中国の偵察気球が北米上空を飛行している問題で、カナダ外務省は３日、中国の駐カナダ大使を召喚し、説明を求めたと明らかにした。ロイター通信などが伝えた。
アメリカ上空で中国からとみられる偵察気球が確認された問題で、中国政府は「この気球は中国から来ている」と認め、遺憾の意を示しました。
2月2日、アメリカのモンタナ州で気球とみられる映像が撮影されました。アメリカ国防総省は、偵察用の気球がアメリカ上空を飛行し、追跡と監視を続けていることを明らかにし、気球は“中国のものだ”と確信しているとしました。
２０２３年１月下旬から、北米上空で謎の気球が発見されていました。
早期から中国の監視（スパイ）目的のものではないかと疑われていましたが、２／３までに中国政府は公式に中国から飛ばしたことを認めています。
アメリカ上空で確認されていた中国の気球をアメリカ軍が撃墜しました。中国側は反発しています。
アメリカ上空で確認されていた中国の気球をアメリカ軍が撃墜しました。中国側は反発しています。
この気球ですが、日本時間で２／５未明、米南部サウスカロライナ州沖で米空軍に撃墜されました。
犯人の中国、逆ギレして怒鳴り散らす
アメリカが気球を撃墜したことについて中国外務省はさきほど「強烈な不満と抗議」を表明しました。そのうえで、アメリカ政府の反応は「明らかに過剰反応だ」と非難しています。
アメリカ本土に飛来した中国の気球をアメリカ軍が撃墜したことについて、中国国防省は「明らかな過剰反応であり厳しく抗議する」とする声明を発表しました。
アメリカ政府が中国の気球を撃墜し、その残骸を返還しない意向を示したことについて、中国政府は「気球はアメリカのものではない」と反発しました。
アメリカ本土の上空を飛行したあと撃墜された中国の気球をめぐりアメリカ国防総省が要請した電話会談について、中国国防省は「アメリカの無責任で誤ったやり方は対話と交流を進める雰囲気をつくっていない」として中国側が拒否したことを認めました。
米軍が米領海上空で撃墜した気球は中国のものであり、米国は気球の残骸を中国に返還すべきだと中国の駐フランス大使が仏メディアとのインタビューで語った。
犯人の中国ですが、気球が撃墜されたことについて逆ギレし、怒鳴り散らしています。
他の国の領空を勝手に侵犯したんだから、まず謝罪しなさいよと文明国の人間としては思うところですが、文明国の常識を押し付けても仕方ないですね。
しかし、自分が一方的に悪いのにごめんなさいの一言も言えないどころか逆ギレして怒鳴り散らしても、他の国々からは馬鹿にされるだけですよ。夜郎自大華人民共和国さん。
北米以外でも発見
アメリカ国防総省の報道官は、中国がアメリカや世界各地の上空で気球を飛行させ、大規模な偵察活動を行っているという認識を示しました。アメリカ政府は中国の気球について各国と情報共有を進めています。
中国政府は6日、3日に中南米の上空で確認された気球が中国のものだと認めた。ただし、民間のものだと主張している。
コロンビア空軍は４日、同国北部上空で気球のような物体を確認したと発表した。
松野博一官房長官は９日の記者会見で、米国本土上空に飛来し、米軍機が撃墜した中国の偵察気球に関連し、令和４年１月に九州西方の公海上空でも所属不明の類似の気球を確認したことを明らかにした。
日本では２年６月に仙台市、３年９月に青森県八戸市の上空でも米国が撃墜した中国の偵察気球と似た飛行物体が目撃されている。
松野博一 官房長官
「所属不明の類似の気球を確認した事例があり、例えば令和4年1月、九州西方の公海の上空で確認しました」
米上院民主党トップのシューマー院内総務は１２日、米ＡＢＣテレビのインタビューで、１０日と１１日に米軍機が相次いで撃墜した「飛行物体」について、米軍と情報当局が「気球と考えている」と述べた。
謎の飛行物体（中国製の気球である可能性が高い）は、その後もコロンビア等南米、アジアを中心に発見されています。
北米では２／１３まで少なくともさらに３基発見されており、カナダ空軍が撃墜しています。
日本でも以前、仙台上空を飛ぶ謎の気球らしきものが発見され騒ぎになったことがありました。これについても松野博一官房長官から発表があり、それによると、同様の物体は仙台のみならず、熊本や青森でも発見されていたとのこと。
中国「謎の気球が飛んできたんだああああ！！」
中国山東省青島市の海洋当局は12日夜、周辺の海域で正体不明の飛行物体が見つかり撃墜の準備をしているとして、漁船に注意を促す通知を出した。中国メディアが報じた。
問題の気球ですが、２／１２夜になんと中国山東省上空で発見されたそうです。なんという雑な対応・・・
既に北米上空を飛んでいた気球を「中国のもの」と認めているので、今頃になって被害者アピールしたところで「どのみち北米で領空侵犯した犯人は中国でしょ」で終わってしまいます。
それどころか、「中国製気球が発見されたのと同じタイミングで中国も誰が飛ばしたのか把握していない気球を飛ばすとは、一体どこの中国がやったんだ？」と無駄な疑問（）を持ってしまいます。
なんかこう、言いがかりをつけるにしても整合性取れよと
追記：実は２２年にはいってから中国上空に１０回も気球飛んできてるんっすよへっへっへ
中国外務省の汪文斌報道官は13日、米国の気球が2022年初めから10回余りにわたって中国の領空を不法に飛行したと述べた。
なんか、今度は汪文斌さんが「実は２０２２年になってから気球が１０回あまりも中国の領空に飛んできてる」んですって！！
中国様の領空に頻繁に気球を飛ばすとは、一体どこの人民共和国なんだ（迫真）
いやあ・・・ここまで積極的に自ら恥の上塗りをやってきますかね・・・
アメリカに対して「撃墜するのは過剰反応だ！」と逆ギレして見せたり、カナダに対して「アメリカの真似か？！」と言いがかりをつけた直後に、「いやあ、中国も山東省に気球飛んできたから撃墜しようと思ってんっすよー」と米加の対応をうっかり正当化させちゃったり・・・
アメリカが飛ばした気球が偏西風に逆らって１０基以上も中国に到達したけしからん！！と怒鳴り散らすわりに今まで撃墜するどころか黙っていて、仙台上空などに飛来した気球を見逃した日本の対応まで正当化しちゃったり・・・
中国はんほんと何したいねん
中国外務省の報道官は13日、このうち3つの物体について「知らない」としたうえで「アメリカの気球が、去年からだけでも十数回にわたって中国の領空を違法に飛行している」と主張しました。
これに対し、ホワイトハウスのNSC＝国家安全保障会議の報道官は、13日、ツイッターに投稿し「アメリカが中国の上空で偵察用の気球を飛ばしているという主張は誤りだ」と反論しました。
中国の言いがかりに対して米国は当然全否定しますが、うん、まあ言われなくてもみんな分かってた（笑）。なんかこう、中国の嘘って終始めちゃくちゃ雑すぎるんよね。もう少し何というか、他人を騙す気合を見せてほしい。
