日本維新の会の足立康史議員の自爆炎上事件やら同党音喜多駿議員の日和見が話題になっているいわゆる「Colabo等の会計問題」。
ようやく本丸を攻めるか?
暇空茜氏の動きは「赤い羽根」から問題団体の中でも特に「若草プロジェクト」に対するオカネの流れに向かっています。
もともと若草プロジェクトの呼びかけ人として村木厚子氏の名前があがっており、また日本維新の2議員の動きの不自然さから同氏の関与の可能性が示唆されてはいましたが、赤い羽根の「助成決定事業一覧」によりオカネの流れとして実際に関連が見えてきたところだと思います。(まだ「思う」レベルです)
いづれにせよ現時点では監査請求が通っているのは Colabo のみであり、公的手続きが開始されるのはこちらが片付いた後になるんじゃないかと思います。並行してやるかもしれんけど。
赤い羽根が消しちゃった
↑ 本日、暇空茜氏がこの動画を公開されました。
内容は「赤い羽根」の2021年度助成決定事業一覧(継続分)に関するものです。
この「最新版」は赤い羽根の公式ページに掲載されていますが、
この最新版の表の【2年目】の「Ⅰ.直接的な支援事業・活動」には、3つの項目が存在します。
赤い羽根福祉基金 2021年度助成決定事業一覧(Archive.is)
一方、Archive.os に残されているアーカイブによると、同箇所には4項目存在していたことがわかります。
最新版で消去された項目は、若草プロジェクトです。
一般社団法人 若草プロジェクト 10代・20代の女性のための「まちなか保健室」 1,000(万円)
赤い羽根が、助成項目一覧から「村木厚子氏を呼びかけ人とする若草プロジェクト」への助成項目を消去していたことが判明したというものです。消去した理由は確定しないながらも、消去したという事実は存在するようです。
で、やはり赤い羽根「福祉基金」ですね。
表のタイトルを見るとわかるのですが、問題の助成をおこなっているのは赤い羽根「福祉基金」であり、赤い羽根共同募金ではなさそうです。
赤い羽根「共同募金」と赤い羽根「福祉基金」の違いについては以前書いたエントリーを参照していただきたいのですが、簡単に言うとオカネのモトが違います。
学校などでお子様からオカネを集めているのは赤い羽根「共同募金」ですが、今回問題となっているのは赤い羽根「福祉基金」。こちらは企業からの寄付が原資となっています。
どちらも「中央共同募金会」により運営されているので関連団体としては同一ですが、「ぼくらの募金が名目以外の用途に使われた!」というわけではありません。このへんは勘違いがなされやすく、批判対象となっている団体が論点をそらす際の材料としてくる可能性があります。