本家いなてい

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北朝鮮が短距離弾道弾を発射する一方、米韓連合司令部は南方へ移転

 

北朝鮮が、日本海へ向けて短距離弾道弾を発射しました、

なおこの2日ほど前に、米韓連合司令部がソウル特別市の龍山基地から南の平沢市へ移転しています。

 

 

 

北朝鮮が短距離弾道弾を発射

 

www.yomiuri.co.jp

 

韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は17日午前10時48分頃、東部の 江原道カンウォンド元山ウォンサン 付近から日本海方向に短距離弾道ミサイル1発を発射した。

 

カンボジアで13日に行われた日米韓首脳会談で、米国が日韓に対し、核戦力などで同盟国を守る「拡大抑止」強化を再確認したことなどに反発した可能性がある。

 

北朝鮮が11/17の10:48頃、日本海岸の東部江原道から東へ短距離弾道弾を発射しました。

 

読売新聞の報道によると、北朝鮮が今回弾道弾を発射した理由は「日米韓参加国首脳会談で、北朝鮮に対する拡大抑止強化が話し合われたため」ということです。とはいえ、日米韓への牽制という目的で、せいぜい韓国しか狙えない短距離弾道弾をデモンストレーションで使うのもナンセンスな気がします。

 

 

 

米韓連合司令部は、少し南方に移転

 

news.yahoo.co.jp

 

韓国・ソウルに置かれていた米韓連合司令部が、ソウルの80キロ南にある平沢に移転しました。これでソウルにあったアメリカ軍基地の主な機能はすべて移転したことになります。

 

この2日前となる11/15に、米韓連合司令部が、ソウル特別市内の龍山基地から南方の平沢市へ移転しています。

 

 

記事のタイトルでは「80km南方」となっていますが、Google Map で確認したところ、ソウル特別市の龍山基地から平沢市のハンフリーズ基地までは、直線距離で約70km未満程度の距離でした。

 

いずれにせよ、ソウル特別市の中心地が核攻撃された場合、直接的な被害を被るような立地ではなさそうです。

 

 

 

飛距離240km?

 

www.sakigake.jp

 

韓国軍合同参謀本部は17日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは飛距離約240キロ、最高高度約47キロ、速度はマッハ4(音速の4倍)だったと明らかにした。

 

今回の短距離弾道弾の飛距離ですが、韓国軍によると240kmとのことです。

 

 

 

但し、個人的にはこの情報にはやや懐疑的です。発射地点の北朝鮮元山から米軍ハンフリーズ基地までの距離が248kmで飛距離と比較し10km弱の差があり、これが米軍への牽制を意図した上での誤差なのか判断がつきません。

 

むしろ韓国軍の情報制度を疑っており、実際にはそこまでの距離を飛んでいない(=ソウル特別市中心部までの距離相当)ものを計測ミスしたか、あるいは米軍を関与させるために発表する飛距離を伸ばしたのではないか?とも疑っております。

 

ただしミサイルやロケット類を東へ向けて発射する場合は地球の時点による加速が上乗せされるはずで、同じ弾道弾を南南西へ向けて発射した場合はやや飛距離が縮むのかな、とも思っています。その場合は、ソウル攻撃を前提としたデモンストレーションで発射した弾道弾がやや飛距離を伸ばした、と考えられるのかも知れません。

 

※専門知識ないので適当です