機能11/3朝から午前中にかけて3発のミサイルを発射した北朝鮮ですが、夜間にも3発発射した模様です。
北朝鮮、夜間に3発
北朝鮮が3日夜、また新たな弾道ミサイル3発を発射しました。浜田防衛相は午後10時半すぎ、「北朝鮮は本日21時台、北朝鮮内陸部から3発の弾道ミサイルを東方向にむけて発射しました」と明らかにしました。日本のEEZ(=排他的経済水域)の外の日本海に落下し、現時点で被害は確認されていないということです。
夜間に発射されたミサイル3発については、日本への着弾の可能性や上空通過が考えられない軌道であったため、J-ALERTの発報などは行われなかったようです。
というと語弊があるのですが、厳密には消防・官邸まではアラートがあがりました。但し国民への警報は各自治体(市区町村)が行っており、各自治体へのアラートは上空通過が予想された自治体のみ行われるため、このケースでは発報されていません。
飛来する可能性がある場合、J-ALERTを発報するのは当たり前
朝のJ-ALERT発報について、「誤報だった」と非難するマスゴミが存在しており辟易しています。
ミサイルやロケットは想定した軌道から外れた場合に自爆できるよう設計されており、レーダーから突如消失(発射側から自爆命令が出された)することは普通に考えられます。
これは単純な話で、想定外の軌道を飛んだミサイルやロケットは想定外の場所に落下するため、放置すれば予想外の被害をもたらすためです。たとえば前回の韓国軍のように、ターゲットと逆方向に飛ばして自基地を攻撃してしまう可能性もあります(この時は自爆すらせず着弾した)。
その他、切り離されたブースターをミサイルとして認識した場合や、ミサイルと近い電波をキャッチした場合などにアラートがあがります。
とはいえ、日本に飛来・着弾する可能性があれば、アラートを飛ばすのは当然です。「途中で消失したから誤報」と騒いでいる人はいざという時に逃げ遅れますし、防衛担当者がそのような考え方を持っていては迎撃は不可能でしょう。