本家いなてい

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日本ブログ村の政治ブログ・民進党(旧民主党・旧維新の党)で常時1位の誉れ高いブログ(なおエントリー数は2ブログ)

ウマ娘プリティーダービー:追込クリスマスオグリの育成難易度について

 

「ウマ娘プリティーダービー」のチャンピオンズミーティング・ライブラ杯が、10/14から開始されています。

 

今回のチャンミは一応「いつもの」クリスマスオグリキャップを追込改造して「下校の楽しみ」をトリガーとしてミラクルランを発動させると強い、という前評判があった一方、この改造が非常に困難であるという難易度の高さも話題になっていました。

 

 

 

それでは「追込クリオグリ」の育成はどれぐらい困難なのか?

 

 

そこで、「追込改造クリスマスオグリの育成はどれぐらい困難なのか?」を、実際に統計を取って数字で出してみました。

 

前提条件:

  • 育成回数:38回。
  • マイルS狙い:35回(最初から諦めていたのが3回)。
  • サポカは基本的にキタサンブラック完凸、アグネスタキオン完凸、ライトハロー2凸、ミスターシービー完凸、ファインモーション完凸。ダイイチルビー完凸借用。
  • マイル因子は☆5つ。

 

各属性・スキルの獲得回数・確率

  • 追込脚質:38回/38育成中(100%)
  • マイルS:9回/35育成中(25.7%)
  • 下校の楽しみ:22回/38育成中(57.9%)
  • コーナー回復:33回/38育成中(86.8%)
  • 電光石火:24回/38育成中(63.2%)
  • 強硬策:24回/38育成中(73.7%)
  • お先に失礼!:35回/38育成中(92.1%)(ハロー完走できなかった)
  • レッツ・アナボリック!:38回/38育成中(100%)

 

基本的には最低限これらを全て獲得することが目標になりますので、確率を全て乗じてみます。

 

 25.7%x57.9%x86.8%x63.2%x73.7%x92.1%

 ≒5.54%

 

これらを全て獲得できる確率は5.54%、概ね育成20回に1回程度ということになります。数字の上だけの話ですが・・・。

 

とにかく追込改造を行う必要から追込因子を☆7つ分積む必要があり、これを満たす親など自前で用意できませんのでレンタルせざるを得ません。するとマイル因子は自前で用意するしかありませんが、私の環境で最も多くのマイル因子を持つウマ娘はマイル☆5のみでした。このため、マイルSの獲得だけでも4回中1回のみと、いきなり難易度が跳ね上がりました。

 

マイルSをあきらめた場合はだいたい4倍簡単になりますが、具体的な数字で言うと21.5%程度になります。5回に1回は、マイルS以外の条件を満たしたクリスマスオグリが誕生することになります。

 

もっと妥協して、ミラクルランの発動に必要となる「コーナー回復」と「下校の楽しみ」のみ(+確率100%のレッツ・アナボリック!)で妥協すると、50.2%になりますので、2回に1回は育成できる計算になります。

 

ここまで書いておきながら敢えて書きますが、この数字には実は問題があります。下校の楽しみやコーナー回復をなるべく獲得できるよう「追込」練習やキタサンブラック・ミスターシービーのスキルマークを積極的に踏み続けるため、全体のパラメータはどうしても下がります。

 

つまりこれらが全て獲得できた場合でも、実践に耐えられるレベルに仕上がっていないという事がざらにありました。ラウンド2に向けて育成を考えている人もいるかと思いますが、親をレンタル出来る回数は残り10回(2日分)、がっつりやったところでこの確率を満たせる可能性はほとんどないので、最低限コーナー回復と下校の楽しみ、これに加えて電光石火(ダイイチルビーがくれる)を狙い、他がついてくれたら儲けもの程度で育成するぐらいが妥協ラインになりそうです。

 

 

 

なぜクリスマスオグリを追込改造するのか?

 

中距離でクリスマスオグリキャップが大暴れする理由は簡単で、スリーセブンをトリガーにするとミラクルランが終盤残り777mの地点で発動するからです。中距離レースだとだいたいこの地点付近がラストスパート開始地点(コースの残り1/3地点)にかぶるため、ここで加速スキルが発動すると終盤接続し、一気に加速していきます。

 

それでは今回の阪神1600mのコースはどうかというと、スリーセブンつまり残り777mの地点は中間点をちょっと越えたあたりのため、これをトリガーにするとミラクルランが早めに発動してしまい、肝心なラストスパート開始点までに終了してしまいます。

 

しかしこのコースは終盤開始地点に下り坂があるため、下校の楽しみをトリガーとすることでミラクルランの発動タイミングを下り坂(=終盤開始地点)に設定することができ、終盤接続を狙えます。下校の楽しみは追込用スキルのため、追込改造することが前提となります。

 

 

 

クリスマスオグリ以外のキャラ

 

前回のマイルレースでは、逃げがスピードイーターを発動するため先頭を取った逃げが強く、真後ろに来やすい先行が不利となっていました。逃げが多い環境でした。

 

ところが今回は、新シナリオ実装により「大逃げ」が実用レベルになったため、中盤までに先頭に立ってスパートでアンスキを発動するという逃げの常套手段が通用しないケースが出てきました。(大逃げもスタミナ切れでどのみち潰れることが多い)

 

これにより逃げが減少し、スピードイーターのリスクが減った先行の起用率が高くなり、第一ラウンドでは概ね半分のウマ娘が先行脚質という先行ブームになっています。

 

先行脚質の中でも特に終盤接続を狙えるのが、最終コーナーで発動する、ニシノフラワーの固有または継承、タイキシャトルの固有です。前者は継承でも使えるので先行には必須スキル、当然タイキシャトルにも積む例が多いです。

 

それに加え、サポートカードのニシノフラワーが持つスキル・決意の直滑降も有力で、これはクリスマスオグリと同様、たまたま終盤スパート開始地点が下り坂のため、ここで加速スキルが発動して見事に終盤接続するというムーヴが期待できます。

 

したがって先行脚質にニシノ継承+決意の直滑降を積めば勝ち負けができるのですが、特にニシノフラワー本人やタイキシャトルが軸となります。

 

逆に追込はクリスマスオグリほど安定して終盤接続できるウマ娘が見当たらないこと、差しもアナボリックや電光石火を発動したところで同じスキルを発動したクリスマスオグリに追い抜かれる等から、勝率は低めなようです。差しだと私服ドーベルが強いはず(検証はしていない)