本家いなてい

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エクストリーム経済大国・韓国・通貨スワップ3

 

NATO+で日本に接近

 

2022/06/29から30日にかけて、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議が行われました。今回はロシアによるウクライナ侵略をうけ、NATO加盟30カ国の他、パートナー国としてEU、日本、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、スウェーデン、フィンランド、ジョージア(旧・グルジア)各国の首脳が招待され、参加しました。

 

 

特に日本や豪州、ニュージーランドが招待された理由として、ウクライナ情勢と近い事態が中国により太平洋地域で展開される恐れがあるためです。或いはNATOがロシアと正面衝突する事態になった場合、太平洋側から挟撃する、あるいはロシアと連携するであろう中国や北朝鮮を牽制する意味合いもあったかもしれません。この辺は特に伝え聞こえてはきませんが、いづれにせよ主題は安全保障です。

 

韓国というのは不思議な国で、国際会議の場で議題とはまったく関係のない事を、自分の都合で勝手にべらべら喋りはじめます。今回のNATO会議には日米がするとあって、韓国は日米両国との通貨スワップ協定締結を画策しました。韓国は通貨が脆弱なため為替介入のための米ドルを確保したいと考えており、また対日輸入を日本円決済で行っているため日本円も確保したいのです。それらの手段としての、日韓および米韓通貨スワップ協定です。

 

「為替介入に使うから通貨スワップ協定を締結してくれ」と言われて締結する国など、普通ありません。相手国の為替政策の失敗のツケを、自国通貨でつける羽目になるのですから。むしろ、為替操作国の指定を受け、制裁対象とされる可能性すらあります。

 

NATO会議の場では、別途日米韓の参加国会議が行われました。韓国はこのタイミングで通貨スワップ協定を持ち出そうと画策しますが、北朝鮮問題を協議したのみで思惑は不発に終わりました。

 

このNATO会議では、他にもおかしな事態が発生しました。韓国絡みではよくある事ですが、日韓首脳の会話という情報が、韓国側大統領室から流れてきたのです。その内容は、「岸田首相から挨拶をしてきた」「日韓関係がより健康な関係に発展できるよう努力しよう、と言ってきた」というものです。これは俄には信じがたい内容でした。

 

韓国は日本との数々の国家間合意をことごとく反故にし、日本のEEZ内で日本の哨戒機にレーダー照射を行うという、宣戦布告に近い行為まで行っています。日本から輸入した半導体部材のうち、核兵器開発に転用可能なものを横流しした疑惑もあります。特に徴用工問題に伴う日本企業の資産現金化問題は国際法に反するとして、現金化された場合は日本側が報復措置を行うと明言しています。韓国側がこれらを何一つ解決していないのに、日本側が軟化するはずがありません。このため、韓国大統領付が公式に発表した情報であるにもかかわらず、当初から疑う声が上がっていました。

 

そして、日本政府はこの勧告大統領府の発表を否定。その内容は、「岸田首相は会いに行っていない。自然に会っただけだ」「一緒に努力しようとは言っていない。問題が解決するよう努力しろと言った」というものでした。

 

韓国から一方的に出てくる韓国にとって都合の良い情報は、得てして相手国から否定されることが多いのです。そんな嘘をついたところですぐバレるのですが、なぜか同じことを繰り返します。

 

当然ながら、日米とも韓国とは通貨スワップ協定など締結しませんでした。議題にすら上げさせていません。