昨晩、日付が2019/04/30から2019/05/01に変わったタイミングで時の平成天皇は退位され、新たに今上天皇が即位されました。
これをもって改元が行われ、元号は平成31年から令和元年へと変わりました。
新天皇ご即位
2019年5月1日、新天皇陛下が即位され、「令和」の時代が幕を開けた。東京では、朝から雨が上がって暖かい1日となりそうだ。
新たに即位された天皇陛下は、その後「剣璽等承継の儀」(けんじとうしょうけいのぎ)「即位後朝見の儀」(そくいごちょうけんのぎ)を執り行われています。
退位された平成天皇は、上皇となられました。
昭和から平成への改元は昭和天皇のご崩御を意味するものでもあったため、日本国中が自粛状態となりました。というより、「自粛」という言葉が流行語となり広まった要因でありました。
今回は平成天皇がご高齢とはいえ健在な状態で位を譲られたため、みんな純粋に新天皇即位・改元を祝ってお祭りムードになっているようです。
いよいよ平成から令和に改元!その時わたしは・・・
吟醸酒「令和」(実は菊正宗)を呑んでその瞬間を待っていたところ寝落ちしてしまい、気がついたら元号変わってました(てへべろ)
情報システムにトラブル無し(そりゃそうだ)
菅義偉官房長官は1日午前の閣議後の記者会見で、令和への改元に伴い、官民の情報システムに支障が出たとの報告は入っていないと明らかにした。その上で「不都合が発生した場合は内閣官房に速やかに報告することになっており、最後まで情報システムへの対応に万全を期す」と述べた。
官邸には官民どちらからも「情報システムの障害は入っていない」との事です。
情報システムは基本的に西暦で処理されていますので、元号が変わって影響を受けるのは印刷物や画面表示で元号を扱う一部のシステムのみです。
元号をリテラルとして埋め込むことはまずありませんので、影響は無くて当然でしょう*1。
仮に問題が発生したとしても、それはおそらくユーザの目に触れる最終段階のプログラムのはずであり、影響は限定的であると思います。
北陸銀行(富山市)など一部の地方銀行で、本来「2019」と表示されるべき取引の西暦が「1989」と表示されるトラブルが起きている。金銭的な影響はないという。令和への改元を控えたシステム改修に問題があった可能性があるとして、銀行が原因を調べている。
と書いておいてあれですが、これに該当するトラブルが1件ありましたね。一部の地方銀行で、コンビニATMを使った場合の誤表示。
*1:但し、昭和時代には元号が変わることを想定していないプログラムや何十年も使うことを想定していないシステムが存在したため、それらは改元の影響を受けた