このところ「駅メモ」ばっかやっていて、ブログの更新もままなりません。
こんにちは。
久しぶりに、クレジットカードネタでも投下したいと思います。
ビューカードの「ビューサンクスポイント」が「JREポイント」に統合されました
去る 6/28 から、ビューカードを使うことで付与されていた「ビューサンクスポイント」が、「JREポイント」に統合されました。
公式ページで「変わりました」と書かれているのがいやらしいのですが、JREポイントというものはもともと存在していました。
申請すると、Suicaを使うことで0.5%付与されるポイントでした。今後はどうなんるんでしょうか?(調べてない)
「変わりました」という表現からすると、ビューサンクスポイントがJREポイントに移行し、旧来のJREポイントは廃止???
ポイントの付き方はどう変わるのか
はてさて、ビューカード系は通常利用で1%還元、SuicaやJRの切符購入では1.5%という還元率でした。
ただしビューサンクスポイントがちょっと特殊で、¥1,000毎に6ポイント付与、つまり1ポイント¥2.5相当という微妙な扱いでした。
これが今後は、¥1,000毎に15ポイント付与。つまり1ポイント¥1相当という、わかりやすい形に変わります。
還元率はどうなるの?グリーン券は?
ビューサンクスポイントはもともと、グリーン券に交換するのがもっとも効率の良い使い方でありました。
新幹線のグリーン券にするのがもっとも効率が良いのですが、個人的にあんま使わないので「普通車グリーン券」の話にしぼります。
普通車グリーン券の価格
JRの普通グリーン車は、高崎線・宇都宮線・湘南新宿ライン・常磐線・上野東京ライン・東海道線・伊東線・横須賀線・総武快速線で利用できます。
グリーン券の料金体系は距離・曜日で異なり、休日50kmまでが¥570,平日は¥770。休日51km以上で¥780、平日は¥980です。
なおこれらは乗車前に購入した場合の価格で、車内で購入すると更に高くなります。
JREポイントになったおかげで還元率が落ちる
さてようやく本題ですが、今回JREポイントにしてくれたおかげで還元率下がります。
今までビューサンクスポイント400ポイントでグリーン券2枚に交換してもらえていたものが、今後JREポイント600ポイントで1枚になります。2019/9以降は、700ポイントになってしまうそうです。
ポイントが異なるとわかりにくいので変換すると、ビューサンクスポイント1ポイント=JREポイント2.5ポイント相当。つまり、もともとはJREポイント1,000ポイント相当でグリーン券2枚=500ポイントで1枚相当でした。
今まで500ポイント(相当)でグリーン券1枚に交換できたものが、今後600ポイント、来年からは700ポイント必要になってしまうということです。
どの程度の差になるか・・・
ということで、還元率はこんな感じになります。①が従来のビューサンクスポイント(をJREポイントに換算した場合)②が現在のJREポイント、③が来年以降のJREポイントです。
JREポイント1ポイント=¥1相当=還元率1.5%。それに対する倍率です。還元率に換算する場合は、1.5にここの倍率を乗ずれば出てきます(がそれ自体にあんま意味ない)。
倍率1以上であればSuicaチャージするよりもグリーン券に交換したほうがお得。1未満なら、素直にSuicaにチャージしたほうがお得です。
1.休日50kmまで ¥570
①200p/枚 (JRE換算500p/枚= x1.14)
②600p/枚 x0.95
③700p/枚 x0.81
2.平日50kmまで ¥770
①200p/枚 (JRE換算500p/枚=x1.54)
②600p/枚 x1.28
③700p/枚 x1.1
3.休日51km以上 ¥780
①200p/枚 (JRE換算500p/枚=x1.56)
②600p/枚 x1.3
③700p/枚 x1.11
4.平日51km以上¥980
①200p/枚 (JRE換算500p/枚=x1.98)
②600p/枚 x1.63
③700p/枚 x1.4
終わりに
という事で、やはりポイント変更のおかげで還元率が悪くなっています。特に休日短距離の場合はグリーン券に交換せず、素直にSuicaチャージなどに使ったほうがよさそうですね。