一週間ほど前、突如物言いのついた、千葉県市原市田淵(ぶっちゃけ養老渓谷)の「チバニアン(千葉時代)」。
しかし、それが対立市民団体からの妨害であったこと、更にその中心にいる「楡井久」なる人物が豊洲市場でやらかした経緯を持っており、しかも筑波大内の権力争いの様相まで透けて見えるなど、ちょっとぐんにょり感が漂っていました。
そして5/17、申請チーム(研究チーム)はあらためて反論となる報告書を提出。5/18に会見をおこないました。
- 前回のあらすじ:対立市民団体の「楡井久」なる人物がチバニアン(千葉時代)妨害
- 申請チーム、報告書を提出
- 日経新聞も、反論・報告書提出の事実が記載されていました。
- 産経新聞に、会見の詳細が掲載されていました。
前回のあらすじ:対立市民団体の「楡井久」なる人物がチバニアン(千葉時代)妨害
前回物言いがついた時点で、すでに「楡井久」のうさん臭さに加え、豊洲市場でやらかしていた事実の発覚、さらに千葉市長までもがこの点に言及するなど、初動の時点で妖しさがさく裂してはおりました。
申請チーム、報告書を提出
地球の歴史の一時代を「チバニアン」とするか決める審査が一時中断されていますが、研究チームが報告書を国際学会に提出し、審査再開を促しました。
これに対し、研究チームは17日、「ねつ造という指摘は事実無根」との内容の報告書を国際学会に提出したということです。研究チームの岡田誠教授は、「審査が再開されることを望んでいます」としています。
対立市民団体「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」からの物言いによりこの審査は一時的に中断していましたが、申請チーム(研究チーム)はあらためて「捏造と言う指摘は事実無根」との報告書を、国際学会に提出。
あらためて、審査再開を促しました。
日経新聞も、反論・報告書提出の事実が記載されていました。
茨城大学や国立極地研究所などの研究チームが18日、都内で記者会見し、地球の歴史のうち約77万~12万6千年前を「チバニアン」と命名する国際学会による審査が中断していることを明らかにした。国内の別の団体が異議を唱えたためだ。申請チームは「申請データに問題はない」などと反論する報告書を同日、国際学会に送り、審査の早期再開を求めた。
日経新聞にもこの件の報道が掲載されていますが、TBSの内容と概ね同じでした。
産経新聞に、会見の詳細が掲載されていました。
約77万~12万6千年前の地質年代を「チバニアン」(千葉時代)と名付けることを目指し、国際学会に千葉県内の地層を基準地として申請した研究チームは18日、都内で会見し、国内の任意団体が指摘した地層データの疑義を全面否定する文書を学会に提出したと明らかにした。主な一問一答は次の通り。
会見の内容は、おおむねこんな感じです。
- 「提出した文書がしっかり公正に裁定され、審査が再開されてほしい」
- 「捏造(ねつぞう)と判断される余地がないことをクリアに示した」
- 対立市民団体が、妨害工作にイタリアを巻き込んだ点に言及
- 利害の一致したイタリアチームが、市民団体に便乗した点に言及
- 区分表示の根拠データに離れた場所のデータが含まれており、対立市民団体にも伝えた。対立市民団体は「わかりました」と返事をした後にこの騒ぎをおこした(小西洋之かよ)
もうね、何というか・・・
???「次はイタリア抜きで!!」