今上天皇陛下が「チチブ属」の記事を寄稿されたとして噂の図鑑「日本魚類館」購入しました。
「日本魚類館」買いました
新聞紙面などでも話題に上がっている「日本魚類館」、 買おう買おうと思いつつつい忘れていました。
プリペイドカードの残額処理などで溜まった Amazon ギフト券・・・。既に¥13,000にも達しており、普段楽天経済圏にいるワイはどうしたらいいもんかと思っていたわけです。
今回この図鑑のことを思い出し、有り余るギフト券で購入した次第でございます。
魚類図鑑として異例のベストセラー
魚類の研究者でもある天皇陛下が執筆に加わった図鑑「日本魚類館」(小学館)が出版された。宮内庁が22日、発表した。
「一昨年6月、皇居内の生物学研究所で、直接お目にかかってご執筆を依頼いたしました。依頼の理由はただひとつ、チチブ属の魚については陛下が日本で一番お詳しい方だからです。かつて非常に興味深い論文をお書きになっていたので、“ここは陛下しかいない”とお願いした」
今上天皇陛下が寄稿された箇所は、チチブ属(シマハゼ類、チチブ類)の計4ページ(P406-P409)。概要についてNewsポストセブンの記事に詳しく言及がありますが、チチブ類3種のウキブクロの違いなど詳しく書かれています。
えらい細かい図鑑でした
文字小っさ!!(笑)
いやとにかく今まで見た図鑑では見たことのないような魚種が、これでもかという勢いで大量に出ていました。ギンガメアジ属ヨロイアジ属と大量に出てるけど、いざ実物見たら全部メッキで済ませちゃうよなあ・・・。
ウメイロ/ウメイロモドキ/ユメウメイロの発色は眼福。ウメイロといえば、先日八丈島に行った時に出てきた、あの皮カリカリの魚ですよ。魚はね、皮がうまいんですよ。魚の「脂」って、皮の裏についてるので。
というかユメウメイロってペットショップで実物見たかぎりだと、こんなカラフルじゃなかったような・・・?
なお、天ぷらで出てきたアオダイもウメイロの隣にしっかりと掲載されていました。
気になったところだと、ニシキヤッコはきちんと太平洋タイプ。ナンヨウハギはインド洋タイプの写真のように見えました。
しかし最大のポイントは、カゴカキダイの説明の最後に「食べても美味」と書かれていたことですかね。
ブログネタではよく、あくまでもゲテモノ食いで「なんとまあ美味しかった」というのを見かけますが、ちゃんとした図鑑などで見かけたのはこれが初めてです。
いやしかし、値段見て一瞬ためらったけど、相応しい内容だと思います。
◆◆日本魚類館 精緻な写真と詳しい解説 / 中坊徹次/編・監修 松沢陽士/ほか写真 / 小学館
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