昨日の佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問について、日経新聞さんが「佐川長官は少なくとも50回以上証言を拒否した」という記事を出しています。
- 50回拒否って・・・そりゃ当然でしょうよ。
- 希望の党の「汚いタマキン」玉木雄一郎さんは、懲役刑を受刑する覚悟はあるのか
- 「人柄で政治家の支持不支持を決める」ってそれ本気で言ってます?
- 結局2018年度予算案は問題なく成立
50回拒否って・・・そりゃ当然でしょうよ。
27日に衆参両院の証人喚問に臨んだ佐川宣寿前国税庁長官は、自らの刑事訴追の可能性を理由に少なくとも約50回証言を拒否した。
50回以上も同じ質問が出たんだから、そりゃ50回以上証言拒否することになるでしょうよ。下手に発言して、偽証罪になったら懲役3カ月~10年になるんですから。
その状態で、政治家の関与を明確に否定したことは特筆すべき事項です。この日経新聞やNHKなどは、敢えて避けていますけど。
希望の党の「汚いタマキン」玉木雄一郎さんは、懲役刑を受刑する覚悟はあるのか
土地取引に対する総理夫人や官邸関係者からの影響については、「私が勉強した範囲では」一切ないと、条件付きで答えている。しかし会計検査院が指摘したように、売却価格は明らかに不適切なものだと分かっている、その意味で、佐川さんは「間違った勉強」をしており、関与がないとの前提が崩れている。 pic.twitter.com/XMc4sTMGvG
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2018年3月27日
土地取引に対する総理夫人や官邸関係者からの影響については、「私が勉強した範囲では」一切ないと、条件付きで答えている。しかし会計検査院が指摘したように、売却価格は明らかに不適切なものだと分かっている、その意味で、佐川さんは「間違った勉強」をしており、関与がないとの前提が崩れている。 pic.twitter.com/XMc4sTMGvG
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2018年3月27日
改めて昨日の議事録読んでみたが、佐川元局長は、官邸の秘書官と理財局(課長クラス)との間で国会答弁の「調整」があったことは認めている。その「調整」の結果は当然、局長にもあがる。 pic.twitter.com/NhvhdqcLcg
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2018年3月28日
改めて昨日の議事録読んでみたが、佐川元局長は、官邸の秘書官と理財局(課長クラス)との間で国会答弁の「調整」があったことは認めている。その「調整」の結果は当然、局長にもあがる。 pic.twitter.com/NhvhdqcLcg
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2018年3月28日
希望の党の「汚いタマキン」こと玉木雄一郎さんは、例によってツイッターで無責任な発言を繰り返しています。
証人喚問の内容を信じなかったり超理論で解釈したり、証人喚問の結果を信じるのか信じないのかというところからツッコミどころ満載です。
佐川さんは「偽証罪となれば最大懲役10年もあり得る」というリスクを負ってまで証人喚問に臨みましたが、玉木雄一郎さんには一体それだけの覚悟があるのでしょうか?
また、玉木ツイートは当然「院外」で行われています。つまり、免責特権は適用されません。名誉毀損で訴訟沙汰になる可能性もあり得る、という事です。
「人柄で政治家の支持不支持を決める」ってそれ本気で言ってます?
不支持のワケ、政策より人柄 支持理由は安定感
ちょっと話はそれますが、このタイミングで日経新聞はえらい記事をぶっこんできました。
不支持の理由が人柄って・・・
国会中継見てない人の回答ですねこれ。
昨日の証人喚問だけを見ても、共産党の志位和夫さんや宮本岳志さん、希望の党の今井雅人さん、立憲民主党の逢坂誠二さんや自由党の森裕子さんなど、人柄で選んだら絶対に対象にならないよね!という人材が、野党には揃っています。
この国会を見ていれば、さすがに「政権不支持の理由は人柄です!キリッ」とは、とても言えませんよねえ・・・。
結局2018年度予算案は問題なく成立
安倍晋三首相は28日午前の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する自身の関与を改めて否定した。佐川宣寿前国税庁長官が27日の証人喚問で首相や官邸側からの指示を否定したことをめぐり「私や妻は一切関わっていない」と強調した。決裁文書改ざんへの指示も否定した。2018年度予算案は午後の参院本会議で成立する見通しだ。
いやまあ衆院で可決していますので、参院でまったく審議しなくても可決しちゃうんですけどね。
しかし魔女裁判・人民裁判に明け暮れ、肝心要の予算案を精査すらしないってのはさすがに滅茶苦茶だと思いますよ?