全てから逃げ出して、八丈島まで行ってきました。
去年「そういえば、一人で飛行機に乗ったことない」という事に気がついてしまい、果たして自分一人で飛行機に乗れるんだろうか?と思い、そのまま計画しちゃいました(てへべろ
羽田-八丈島間はANAの1日3往復。目的とか特に無かったので、昼の便で行って翌日の昼の便で帰ってくるという、訳のわからないことをやってます。
とりあえず、ちょっと早いですが羽田で腹ごしらえ・・・
この期に及んでかき揚げそば!!どんだけかき揚げそば好きなんだよ?!
さらば房総半島・・・。
遠くに富士山の頭がちゃっかり写り込んでいます。
八丈島は伊豆七島の中でも本州から遠い位置にありますが、フライトのお値段は「新幹線で東京から名古屋にいく」ぐらいの感覚です。
フライト時間は1時間弱ですが、そのうち半分は羽田空港内でぐにぐにやってるだけなので、飛んだと思ったとたん着陸態勢に入っちゃいます。
来たぜ八丈島・・・
雲と影の間に、八丈島独特の二重の山。
南原千畳敷から見た三原山。
右側に、なんかイケナイ角度のバイパスっぽいものが・・・。
八丈小島。
溶岩の奇景という意味では鬼押し出しのインパクトにかないませんが、海と島があいまって荒涼感すさまじいです。
ところで、これが1日の愛車・ワゴンRさん。
「万が一雨が降ったら大変だから、車借りておこう」と思ってレンタル。これは正解でした。
なんせ2つの火山が連なっているだけに、高低差が激しい。徒歩ではちょっとやってらんない感じです。
歴史民俗資料館。
縄文土器や特産、高床式倉庫とかあります。
さて先ほどの「イケナイ角度のバイパスっぽいもの」の天辺付近にある展望台から見た、八丈富士。
結構な距離がありますが、ワゴンRさんのおかげであっさりと到着。しかし軽自動車にこの角度はつらく、エンジンが悲鳴あげながらようやくの到着でした。
その後露天風呂「みはらしの湯」に入ってみようと思い、険しい道を進んでようやく到着・・・。
しかし満員待ち状態でどうしようもないので、そのまま戻ることに。
為朝神社。
源為朝さんは、源頼朝・義経兄弟の叔父にあたる武将。いろいろと暴れまわって伊豆諸島に流されたものの、今度は伊豆七島を支配しちゃったもんで追討を受けて自害したという経歴の方です。
まずはお参り。
なんか凄いこと書いてあるんですが
これこれ!八丈島といえば、フェニックス・ロベレニーの日本最大の産地。椰子好きにはたまらん・・・。
しかし、その辺にある普通の木のフリしてしれっと生えてるとか恐ろしい。いや椰子は木じゃないんですけど。
今回お世話になった宿、「プチホテル・満点望」さん。
宿泊代¥1万程度の宿なので、飯もお察しだろう・・・と思ってナメてました。
アカハタの土瓶蒸し。いきなり高級魚きた!!
これがまた出汁が利いていてうまいのですが、なぜ単品で出てくる・・・?
今度はキハダマグロなどの刺し身。
つかコース料理かよ?!
ウメイロの照り焼き。
観賞魚店で売ってるのを見たことがありますが、デバスズメと一緒になって泳いでると区別がつかなくなる。なのにお値段数倍もしたせいで、いつまでも売れ残ってたウメイロさん。
まさかこんな姿になってまうやなんて・・・
身はもちろんのこと、皮がカリカリしてとても美味しゅうございました。
左のは、チーズ酒盗。
大根の揚げ出し。大根をあげだし豆腐の要領で仕立てています。
島とうがらし(沖縄のとは異なり、基本的に粉)の辛さがマッチしていました。
金目鯛の兜煮。
飛騨牛のステーキ。
凄いですよこの肉。硬いところがなく、どこを噛んでも脂肪主体でジューシー。
去年ふるさと納税で米沢牛頼んで感激したもんですが、なんかあっさりと抜き去られた感じがします。
アオダイと明日葉の天ぷら。
アオダイからウメイロと、同じような魚が続く・・・とはいえ、これもサクサクして美味しい。そして伊豆諸島といえば、「とりあえず明日葉」。
更に、アオダイの雑炊。
ゆずのアイス。
ほぼほぼ飯の話になってしまいましたが、えらい満足感のある料理でした。
玉石垣。
「流人が海岸の丸い石を持ってきて積み上げた・・・」という事なんですが、とくに大里地区は玉石垣が多い。
八丈小島。
今回は、店を探したり植物公園を探したりで同じ道を何度も往復してました。なんせ、ほとんどの店が島中部の細長い平地に集中してるもんで、ちょっと間違えると島の端から端へ移動するパターンに陥ります。
植物公園にはついにたどり着けず・・・。
そして、巡回中のパトカーとの遭遇率がやたらと高い。
八丈ストア。地元住民向けの生鮮食料などから、八丈島土産まで幅広い品揃え。Edy に対応しているのが、地味にありがたい。
先程の満点望さんですが、朝飯は焼き魚中心の和食だったもんで、宿を出るころには腹が減ってたんです。そこで、八条ストアでカレーパンを調達。
俺、なんで八丈島にまできてカレーパン食べてんだっけ・・・?
民芸「あき」。黄八丈のグッズからくさやといった、地元の物産が一通り手に入ります。
店内は畳敷きで、入り口から靴を脱いであがります。
最後に、上空から見た八丈小島。
結局、温泉や植物公園に到達できなかった点で悔いが残りました。同じ道を何往復もしている間に、心がくじけてしまったのです。
なんか飯食いに行っただけのような感じ^^;