明日10/10は、衆院選の公示日です。
これにあわせて、「ポリティカル・コンパス」なるものをやってみました。
ポリティカル・コンパスって何?
個人や集団の、政治的なスタンスや経済的なスタンスを図る指標みたいなもんです。
今回は、sakidatsumono さんのページにあるものを使わせて頂きました。これは本家米国版のものとは異なります。
なぜ日本独自版にしたかというと、「米国版で図ると、日本人は片っ端からリベサヨ扱いになる」からだそうです。このへん、国民性その他諸々の影響でしょう。日本が「世界で一番成功した社会主義国(共産主義国)」と揶揄される所以。
早速やってみましょう。
具体的な設問のページを見てみると、合計52問の設問があります。これに全て答えて「判定します。」ボタンを押すと、あなたの政治スタンスや経済スタンスが出てくるという算段です。
- 縦軸は「政治スタンス」で、上にいくほど保守(集団重視、伝統重視)、下にいくほど革新(個人重視、伝統軽視)です。
- 横軸は「経済スタンス」で、右にいくほど「右派(自由経済、自己責任、資本主義)」、左にいくほど「左派(統制経済、再分配、共産・社会主義)」です。
日本のネット上では政治スタンスと経済スタンスが混同されており、用法に物凄い混乱が出ています。ご注意を。
わたしの結果公開
わたしの結果は、予想外のものになりました。
縦軸は、政治スタンスです。
見ての通り上に寄っていますので、明らかに「保守」です。
横軸は経済スタンスですが、間違いなく右派だろうと思っていたところが意外にも「中道、むしろ微妙に左派」でした。
経済スタンスで予想外の結果が出た理由は、おそらくしがないサラリーマンの悲しい現実のなせる技だと思います。
理屈では資本主義こそが正しいとわかっていても、社会保障やら自分の生活の安定やらを考えると、最低限の社会保障はやっぱり必要だと。それで、自分の信条に比べて大きく左にぶれたんじゃないかと。
各政党を適当に分類してみたよ!!
さてさて、今回の衆院選に届け出を出す政党、これらの政党が一体いかなるスタンスを持っているのかを、私個人の独断と偏見で分類してみました。
先ほどのように事細かく審査した訳ではないので、えらい適当です。
日本のこころ、自民党、社民党、共産党は概ねこんなもんじゃないかと思います。
立憲民主党は、もっと大胆に社民共産に寄せてよかったかも。
公明党は、宗教的な影響を考えなければほぼ真ん中で、どの方向に寄せるべきか迷う。
維新の党は、反原発ということを加味すると、もっと経済左派・革新系に大胆に寄せてもいいかも知れません。
一番難しいのが希望の党で、小池百合子さんの発言が矛盾しまくっている上に主力の民進党出身者の影響で公約を変えちゃったりしています。実際には、これよりかなり左派・革新寄りになってるんじゃないかなと思います。