明日10/10は北朝鮮の「朝鮮労働党創建記念日」にあたるそうで、これにあわせてミサイルを飛ばすんじゃないかという噂が一部で出ています。
明日、北朝鮮がミサイル飛ばす?
北朝鮮が10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせて再び弾道ミサイル発射などに踏み切る恐れがあり、各国が警戒を強めています。(テレビ朝日系(ANN))
北朝鮮を訪問したロシアの議員団が、北朝鮮が近く、アメリカ西海岸にも到達可能な、新たな長距離ミサイルの発射実験を計画していることを明らかにし、今月10日の朝鮮労働党の創立記念日を前に、各国は新たな軍事挑発の動きを警戒しています。
実際に飛ばしてくるかは懐疑的
5年に1回開かれる中国共産党大会(第19回党大会)が10月18日に開催される。会期は1週間程度で、注目点は以下の2点だ。1つは政治面で習近平総書記の権力集中が加速するかどうか、もう1つは経済面で今後5年間の政策運営方針がどうなるか、である。
しかし、10/10は中国共産党大会を一週間後に控えた時期です。このタイミングでミサイルの発射実験を行う行為は、中国習近平国家主席が「北朝鮮を制御できない」ことを見せつけることになってしまいます。
習近平さんの鼎の軽重を問う行為により、西側諸国以前に中国様から懲罰されかねません。なので、可能性としては薄いかなと。
万一発射された場合の危険度
北朝鮮はこれまでも「記念日」にミサイル発射を繰り返してきましたが、もし明日同様の理由でミサイルが発射されるのであれば、危険性は低いと思います(可能性の意味で。絶対安心ではない)。
これは単純で、これまで何かしらの記念日にミサイルを飛ばしてきたため、関係諸国はそこにむけて防衛を強化します。
ミサイル発射の、少なくとも「時期」を予告しているようなものです。
本当に被害を与えるつもりであれば、記念日など無関係にミサイルを打つ筈です。