西武ライオンズの森慎二投手コーチが、急逝されたとの事。
2,3日前まで普通に生活していた
体調の異変が伝えられたのは、つい昨日のこと。
渡辺シニアディレクター兼編成部長は、「まだ検査などをしている状況。(症状が出たのは)急にです。我慢はしていたんでしょうが、我慢しきれずというところだと思う。詳しい病名などは入ってきていない。」
直接の死因は「多臓器不全」との事ですが、これは原疾患が悪化した結果全臓器が機能できなくなったという意味です。原疾患は不明です。
西武の森慎二1軍投手コーチが28日12時10分、多臓器不全のため、入院先の福岡市内の病院で死去した。42歳だった。この日の試合後、球団が発表した。
荒れ球で崩れることも多々ありましたが、素晴らしい球速を誇る投手でした。
先日の永射保の場合は、年齢もありますのであるいは・・・という気がしないでもないかったのですが、森慎二は40そこそこ。早すぎるという表現はありきたりなので避けたいところ。急逝かつ多臓器不全という点から、敗血症など血液の問題による血液のトラブル、肝腎のトラブルによる影響が推測できます。
ご冥福をお祈りします・・・とはいえ、いくら何でも若すぎる
死因は「溶連菌」
その後、詳しい情報が出ていました。
記事中では「人食いバクテリア」と書かれていますが、その正体は普遍的に存在する溶連菌。
通常は無害ながら時に風邪に似た症状を見せ、悪い場合には腎臓にまで到達してダメージを与える、といった話は聞いたことがありましたが・・・
森慎二の場合はもっと過酷な例で、おそらく「劇症型溶連菌感染症」とのこと。
急速に(今回の場合は筋肉の)壊死が進むという・・・