どっかのブログで、意識の高いSNSが晒されてしまったようです。
またですか。
1.元ネタの内容自体は本当にくっだらねー
ブログに引用された元記事は「バブルが何とか」という、どうでもいい内容でした。ただ、これについたバブリーなコメントの数々が、現在の若者の感性と真逆だった事もあり、晒されたのでしょうね。
晒しブログを晒したピックも心からどうでもよかったので、てきとーなコメント書いといたらなんか Likes ついた。
ありがとうございます。
2.ローカルルールは身内にしか通用しない
さて「意識の高いSNSのローカルルール」ですが、ローカルルールはあくまでもローカル、身内にしか通用しません。外部がそれに従う義理はないのです。違法行為や犯罪行為、民事訴訟ならばともかく。まあ、その場合は削除要請ではなくむしろ証拠保全か・・・。
そして該当のブログも外部からピック(≒引用)したものですので、「外部ブログによる引用は拒否するのに自分たちはピックする」という矛盾も当然発生します。
3.前世紀に決着がついた筈の実名匿名論争が、また繰り返される
またここに帰結です。実名推進派の理屈は「意識の高いSNSのローカルルールが、他のサービスにも適用される」という前提に基かなければ成立しません。しかし、他のサービスにその義理が無い以上、最初から破綻しております。
実名や顔写真晒してネットで行動すれば、リスクは当然あります。
いかに気をつけてコメントをつけていようと、逆恨みされたら終わりですしね。
但し、うれしいことに NewsPicks にはセーフティーネット(←意識高い)があります。匿名で活動していれば、フォロワー以外からはそもそも見えませんので晒されるリスクもありません。
4.終わりに
これは以前に書いたかもしれませんが、サービス側がユーザに実名を要求するのであれば、それに伴うリスクはそのサービスの側が負ってやるべきだと思います。実名を要求する目的は「著名なユーザの地位と名前を利用し宣伝に繋げる」事にある筈ですが、裏を返せばその人の人生を終わらせるリスクもあるという事です。
一度大問題が起きているのですから、何らかの対策を打っておくべきだとは思います。ユーザの側も同じで、実名を晒さないなどの自衛策をきちんと取る必要があります。ローカルルールを金科玉条のように拝んでも、事態は改善しません。
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