本家いなてい

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立憲民主党の枝野幸男さん、うっかり衆院解散総選挙を要求してしまう

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立憲民主党の枝野幸男さんが、「一刻も早く国民の信を問え、自信があるなら堂々と衆院を解散しろと思っている」とうっかり発言していまったそうです。

 

 

 

立憲民主党の枝野幸男さん、内閣不信任案を検討「自信あるなら解散を」

 

www.jiji.com

 

 立憲民主党の枝野幸男代表は26日、安倍内閣不信任決議案について、「常にこの内閣を代えた方がいいというのがわれわれの立場だ。一国会に一回(しか出せない)と常に意識しながら行動する」と述べ、6月20日の国会会期末に向け、提出を検討する考えを重ねて示した。

 

 枝野氏は加計学園の問題や、「働き方改革」関連法案をめぐる厚生労働省調査の不適切データなどを挙げた上で、「一刻も早く国民の信を問え、(安倍晋三首相は)自信があるなら堂々と衆院を解散しろと思っている」と述べた。

 

 「民主党政権の大失政の元凶」こと立憲民主党の枝野幸男さんですが、なんか「自信があるなら堂々と衆院を解散しろ・・・と思ってる」と主張しているそうです。

 

枝野幸男のいつもの詭弁で、いざ解散された場合「自信があるなら解散しろと思っただけであって、解散するべきだとか解散したほうが良いと言った訳ではない」と主張するのでしょうね。

 

コピペネタの「〇〇しろとは言ってない」みたいなもんでございます。

 

 

 

 ならとっとと内閣不信任案を提出すれば良いんじゃね?

 

 訳が分からないのは、枝野幸男さんがえらく勇ましい主張をなされている割に、「一国会に一回と常に意識しながら行動する」と勿体ぶって、内閣不信任案を提出しないことです。

 

これを行わない理由は単純で、殆どのケースにおいて、内閣不信任案に大した価値は無いからです。

 

内閣不信任案を提出された場合、衆院本会議でこの採決を行わなければなりません*1。そこで否決されれば内閣は継続し、否決されれば内閣は衆院を解散するか、内閣を総辞職するしかありません。

 

野党は少数派ゆえに野党なのですから、可決させるためにはまず与党から大量の離反者を得られることが前提となります。枝野幸男さんは、はたしてその目算を持っているのでしょうか?

 

そして運よく可決できた場合でも、内閣が総辞職を選んだ場合、与党が自民公明であることに代わりはありません。解散された場合でも、与党を過半数割れに追い込まなければ自公政権が続くことに代わりはありません。

 

最悪なのは、枝野幸男発言にもある通り「一国会一回」しか提出できない点です。不信任案が否決された瞬間、内閣は「信任」されたことになりますので。

 

こうした理由から、ほとんどの場合において野党は国会の会期終盤に内閣不信任案を提出し、対決色を出すためだけの演出に使っています。今回の枝野幸男さんもおそらく国会終盤になって内閣不信任案を提出するでしょうが、その時は「うはは。後ろ向いてファイティングポーズ取ってやがんの」と笑ってやってくだせえ。 

 

 

 

というか、前回も解散前は勇ましい事をおっしゃっていたのに、いざ解散決まったら混乱したよね?

  

www.inatei.com

 

前回の衆院解散が行われる直前、共産党と社民党、民進党(現・立憲民主党および国民民主党、無所属の会)はえらく勇ましい事をおっしゃられてたんですよね。

 

  • 民進党・蓮舫(現・立憲民主党)「解散・総選挙はいつでも受けて立つ!」
  • 社会党・又市征治「解散・総選挙を打たざるを得ないところに追い込む!」
  • 共産党・小池晃「解散・総選挙が必要」

 

 

www.inatei.com

 

ところが、いざ安倍晋三首相が衆院解散をしそうだという観測が強くなりはじめると、彼らは「北朝鮮ミサイル危機の最中なのに」「森友隠しだ!」と、一斉に手のひらを返しちゃったんですよね。

 

  • 民進党・前原誠司(現・国民民主党)「北朝鮮ミサイル」「森友加計隠しだ!」
  • 民進党・蓮舫(現・立憲民主党)「是正隠森友問題也而隠加計問題也」
  • 民進党・江田憲司(現・無所属の会=衆院民進党)「北朝鮮ミサイル」「森友加計隠しだ!」
  • 民進党・大串博志(現・無所属の会=衆院民進党)「大義が報道されてたけど私の目には見えない!」「森友加計隠しだ!」
  • 民進党・有田芳生(現・立憲民主党)「森友加計隠しだ!」
  • 民進党・今井雅人(現・国民民主党)「裏事情分かりました」「森友ガー」

 

今回も、もし衆院解散となったら「森友隠しだ!」「加計隠しだ!」「なぜ今解散なのか」「選挙は税金の無駄遣い」といった罵声を浴びせるんでしょうね。

 

 

 

というか、「首相が衆院解散するのは憲法違反」とか「解散権を制約する」とか言ってなかった?

 

 

www.inatei.com

 

上の記事では前原誠司さんの発言しか引用していませんが、民進党=現在の立憲民主党・国民民主党の面々は、首相の解散権自体に異議を唱えていたんですよね。

 

前原誠司さんは、「憲法違反を阻止するために憲法を改正する!」とか訳のわからない事をおっしゃられていましたが。

 

 

www.chunichi.co.jp

 

そして、党の枝野幸男さんですよ。お待たせしました!!

 

先の通常国会の衆院憲法審査会では、民進党の枝野幸男氏が七条解散について「認める意義は乏しい。内閣と政治的に一体の議会の多数派が、その優位性を強めるための解散は、有害である可能性すらある」と主張した。

 

 七条解散については、goo 辞書か何かを参照してくだされ。要するに、「衆院解散が内閣総理大臣の専決事項とされている根拠条文」です。

 

しかし、今回の発言との矛盾すさまじいですね。七条解散、つまり内閣総理大臣による衆院解散のことを「認める根拠は乏しい」「有害」とまで主張してしまっています。

 

これを踏まえた上で冒頭の引用記事を見て頂きたいんですが、枝野幸男さんは自らが「認める根拠は乏しい」「有害」とまで指摘した七条解散を、安倍晋三首相に対し「自信があるならやってみろ!」と強要しているわけです。

 

弁護士資格の所有者が、こういう事を言ってしまいますか・・・

 

まあ、例によって枝野幸男詭弁により「根拠が乏しいとは言ったが、全くないとは言っていない」と主張できますし、 「有害だからといってやってはいけないという事ではない」とも主張できますので、まあ枝野幸男の発言の重みなんてその程度のもんです。

 

*1:日本国憲法第56条第2項及び第69条