本家いなてい

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国連安保理の北朝鮮制裁に対する、各国の見解は?

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昨日、国連安保理北朝鮮制裁が全会一致で可決しました。
米国案から後退しているため、各国の見解はやはり様々なようです。

 

 

 

北朝鮮の輸出「9割削減の効果」

 

www.nikkei.com

 

国連安全保障理事会が11日採択した北朝鮮への追加制裁決議は、北朝鮮への石油供給に初めて規制の網をかけた。北朝鮮への石油関連製品の輸出に上限を設け、石油輸出の3割削減を目指す。石油を制裁対象に加えたことで、将来の全面禁輸への道筋も残した。北朝鮮の繊維製品輸出も禁止。これにより北朝鮮の輸出の9割が制裁対象になるという。


今回の制裁は、資源供給凍結や資産凍結といった米国の当初案と比較すると、中露に大幅に譲歩した内容となりました。これは、まずは安保理の全会一致を最優先にしたためでしょう。

 

しかし、今回の内容でも北朝鮮の輸出の9割は制裁対象になるとのこと。

 

 

 

中露は甘い主張をおこなっているが・・・

 

www.nikkei.com

 

国連安全保障理事会北朝鮮への新たな制裁決議を採択したことを受け、中国政府は決議に賛同を示す一方、平和的な解決に向けた対話の必要性に改めて言及した。ロシアも対話解決を主張。中ロともに米国などの「圧力路線」には反対する姿勢を改めて表明した。


北朝鮮が実際にミサイルを発射し、核実験をおこなっている状態で、中露が日米間に対して「圧力反対」と主張しても説得力は皆無でしょう。

 

この事態を招いた責任は、北朝鮮を制御できなかった中国にあるわけですし。

 

 

ただ、決議は朝鮮半島の平和安定を維持し、対話による平和的解決を呼びかけていると指摘。「決議が全面的かつ完全に執行されることを望む」として、米国や韓国に情勢をさらに複雑化させる行動を取らないよう求めた。在韓米軍への地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備への反対も改めて強調。「中国は朝鮮半島で戦乱が起きることを決して許さない」とクギを刺した。

 

韓国へのTHAAD配備に反対する姿勢も「この状況下で寝言を言うな」としか思えませんが、これも「中国が日米を攻撃する際の障害になる」ことから反対しているのでしょう。

 

 

 


合意には満足も、内容にはまったく満足していない米トランプ大統領

 

www.jiji.com

 

トランプ米大統領は12日、国連安全保障理事会で11日採択された新たな北朝鮮制裁決議について、「非常に小さい一歩だ」と語った。当初目指した石油禁輸などを盛り込んだ「最強の制裁」が実現しなかったことに不満を表明した形だ。

 

米国のトランプ大統領は、合意自体は歓迎しているものの、内容が米国の当初案から大きく後退したことに不満を隠さない様子。

 

実際に不満なのでしょうが、「次回」の時に中露の大幅な譲歩を引き出すための布石だと思います。