ここ1,2年でほとんどの区間が(暫定二車線とはいえ)完成し、交通量も急増中の圏央道。その中にあって、神奈川の釜利谷~藤沢間と、千葉県の大栄~松尾横芝間は進捗が遅れに遅れ、特に大栄~松尾横芝間のほうは計画すらままならない状態でした。
その大栄~松尾横芝間が、今年度内に着工されるようです。
国土交通省関東地方整備局は25日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)で千葉県内の未開通区間、大栄ジャンクション―松尾横芝インターチェンジ間の工事に2017年度中に着手する方針を明らかにした。同日公表した17年度の事業計画に盛り込んだ。まず多古町内の予定区間で地盤の改良工事を始める。
圏央道で未開通なのは大栄―松尾横芝間と神奈川県内の一部区間のみ。森田健作知事は「大変喜ばしい。一日も早い全線開通に向けて、沿線市町と連携し、国に積極的に協力するとともに、事業の進捗を強く要望していく」とのコメントを発表した。
この 大栄~松尾横芝間ですが、既存の空港自動車道とは直結しません。東金方面から成田空港にアクセスする場合、一旦大栄JCTから成田JCTを経由し、空港道に入る必要があります。
まあ、途中のインターから空港道に入るアクセス道も計画はされているみたいですけどね。