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陛下の「意思表明」に対し、民進党はあくまでも「皇室典範の改正」要求!その理由は?

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陛下のご譲位ですが、政府与党は「特措法」で実現しようとしています。言い換えると、「暫定策」です。これに対し、民主党など野党はあくまでも「皇室典範」の改正を求めています。憲法皇室典範を改正するのは「恒久策」です。

 

this.kiji.is

 

 

政府与党が「暫定策」をすすめている理由は明白です。憲法皇室典範を改正する場合、議論の参加者の思惑が絡み、纏まらないのです。不謹慎ですが、人間には寿命という時限制約があります。結論の出ない議論を延々と続ける余裕はないのです。

 

野党が「皇室典範の改正」を求める理由は、いくつかあります。まず単純に、政府の逆張りです。単なる嫌がらせですね。次に、「前例作り」です。後日、女系天皇制などの実現を用意にするために、皇室典範が改正された、という前例があるとやりやすい。今回の改正で、女系天皇まで含めてしまえ!という暴論まであります。逆に憲法改正を拒否するのは、9条改正のための前例となるからです。先日の「韓国ファクター」の噂にも関連します。

 

inatei.hateblo.jp

 

 

民進党の対応は、「護憲」の観点からは一見整合性が取れているように見えます。しかし彼らは「解釈改憲を否定」しています。陛下のご意思による譲位を実現させる場合は、憲法第四条に対し「譲位は国政から離れるという意思表明だから条文に抵触しない」という「解釈改憲」を行わねばなりません。

 

第四条
天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない
天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。

 

従って、従来の解釈改憲批判」は破綻します。

 

 

彼らはこの矛盾に気がついているのでしょうか?

 

 

2017/2/15 追記

与党が暫定策を推す理由で、1つ重要な事項が抜けてました。

恒久策である皇室典範改定や憲法改定を行った場合、今上陛下のみならず将来の天皇にことごとく適用されることになります、その影響の巨大さから、稚拙な議論による恒久策策定を嫌った面が強いです。